頬っぺた落としう、うまい (ちくま文庫 あ 26-3)

著者 :
  • 筑摩書房
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  • Amazon.co.jp ・本 (347ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784480036797

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  • 嵐山光三郎による料理小説。
    主人公は大学の助教授で、中々教授になれず鬱屈しているが、料理にはうるさいというめんどくさいタイプ。
    出会う料理と人間は中々一筋縄でいかないというひねりの効いた短編小説集となっている。
    購入したのは随分前で、確か一度購入したもの本棚の腐海に飲み込まれて行方不明となり、再度購入した記憶がある。この本にはブックオフの450円のシールが貼られている。
    お手軽に読めるので、もうなんども読み返している。少し時間が空いたときにはおすすめ。

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著者プロフィール

嵐山光三郎(あらしやま・こうざぶろう):1942年東京生まれ。『素人庖丁記』により講談社エッセイ賞受賞。『芭蕉の誘惑』によりJTB紀行文学大賞受賞。長年の薀蓄の末に到達した芭蕉像を描いた『悪党芭蕉』で、泉鏡花文学賞、読売文学賞をダブル受賞。他に『文人悪食』『追悼の達人』『「退歩的文化人」のススメ』『不良定年』『人妻魂』『年をとったら驚いた!』『枯れてたまるか!』など多数。

「2024年 『老人は荒野をめざす』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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