怪奇探偵小説名作選 5 橘外男集

  • 筑摩書房 (2002年6月1日発売)
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Amazon.co.jp ・本 / ISBN・EAN: 9784480037053

みんなの感想まとめ

多様な恐怖体験が詰まった本作は、海外実話篇と日本怪談篇に分かれており、読みやすさが魅力です。海外実話篇では、部族間の争いや人外との関わりを描いた物語が展開され、悲劇的な結末が印象に残ります。一方、日本...

感想・レビュー・書評

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  • 海外実話篇と日本怪談篇に分かれてて読みやすかった。海外実話篇は部族同士の争いや、人外に関わる話が多かった。悲しい結末が多いけど読み応えはありました。
    日本怪談篇は純粋に怖かった。蒲団の結末も去る事ながら、個人的に「生不動」の描写が怖かった。「棺前結婚」は母親の所業が一番怖くて、最後は泣けた。

  • 2002年6月10日、初、並、帯無
    2016年3月11日、松阪BF

  • 服役したり直木賞を受賞したりと、
    波瀾万丈の人生を送った橘外男(1894-1959)の作品集。
    海外を舞台にした奇譚と純和風怪談の二部構成。
    前者はもう、
    見事なほど「見てきたような嘘をつき」って感じで、
    呆気に取られます。
    どうも大風呂敷を広げては畳みそこね……的な終わり方が
    多いように見受けられますが、それもご愛嬌というか。
    でも、やっぱり、
    ドメスティック怪談群の方が私の好みには合ってたかなぁ。
    本のタイトルにもなっている「逗子物語」が
    なんだか切なくてよかったです。
    男やもめが少年の亡霊に懐かれてしまい、
    怖くなって逃げ出すんだけれども“それ”が追いかけてきちゃう
    という……。

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著者プロフィール

橘外男
一八九四年、石川県に生まれる。厳格な軍人の家庭に育ったが中学を退学、札幌の叔父に預けられる。その後、医療器機店、書籍配給会社などの職を転々。一九二二年、有島武郎の推挽を受けた『太陽の沈みゆく時』でデビューし、ベストセラーとなる。三六年「酒場ルーレット紛擾記」で『文藝春秋』の実話募集に入選し再デビュー。三八年「ナリン殿下への回想」で第七回直木賞を受賞。五九年死去。作品に『陰獣トリステサ』『青白き裸女群像』『私は前科者である』等がある。

「2023年 『橘外男海外伝奇集 人を呼ぶ湖』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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