桂米朝コレクション: 上方落語 (1) (ちくま文庫 か 41-1)

著者 :
  • 筑摩書房
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本棚登録 : 112
感想 : 9
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  • Amazon.co.jp ・本 (319ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784480037817

作品紹介・あらすじ

斯界の第一人者で、人間国宝でもある桂米朝演じる上方落語の世界。本人による解説を付し、江戸落語とはひと味もふた味も違う噺を堪能していただく。第一巻「四季折々」は、今はもう失われてしまった季節感、のどやかさの感じられる落語を集める。

感想・レビュー・書評

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  • 斯界の第一人者で、人間国宝でもある桂米朝演じる上方落語の世界。本人による解説を付し、江戸落語とはひと味もふた味も違う噺を堪能していただく。第一巻「四季折々」は、今はもう失われてしまった季節感、のどやかさの感じられる落語を集める。
    (2002年)
    — 目次 —
    けんげしゃ茶屋
    正月丁稚
    池田の猪買い
    貧乏花見
    百年目
    愛宕山
    千両みかん
    蛇含草
    まめだ
    かけとり
    風の神送り

  • やはり「百年目」の口上に心を打たれる。

  • 収録されているのは、けんげしゃ茶屋、正月丁稚、池田の猪買い、貧乏花見、百年目、愛宕山、千両みかん、蛇含草、まめだ、かけとり、風の神送り。

  • これが文庫で手に入ってええんですか、師匠。
    百年目、愛宕山、他の巻では抜け雀やはてなの茶碗。
    開いただけでお囃子、扇子も聞こえきそうです。
    じょんじょろりんがないのがちょっと寂しい。(下品すぎ?)

  • 001.02.11/10 2刷、並、カバスレ、帯なし。
    2010.5/8 松阪BF.ダブリ。

  • 読むぞー!このシリーズ全部読むぞ!

    上方落語を初めて読む。
    この一冊の内容を暗記するだけでもすごいのに、
    それぞれのキャラクターを演じ切らねば噺は成り立たない。

    「まめだ」はいい噺だなぁ。

  • 人間国宝・桂米朝による上方落語選集。
    非常に勉強になるが、個人的にはもっと笑えた方が好きかも。
    やはり米朝は品がいい。
    「ちりとてちん」の徒然亭草若師匠のモデルは、
    この人だったのね。

  • 噺の前に付けられた口上が面白い。落語の時代考証になっている。勿論、噺はそれ以上に面白い。「まめだ」は新作だそうだが、思わず涙しそうになった。

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著者プロフィール

桂 米朝(かつら・べいちょう)落語家。本名・中川清。1925(大正14)年11月6日、満州大連生まれ、兵庫県姫路市育ち。1943(昭和18)年、作家・寄席文化研究家の正岡容に師事。1947(昭和22)年、四代目桂米団治に入門、三代目桂米朝を名乗る。戦後、衰退の一途にあった上方落語の復興に尽力。途絶えていた数多くの噺を再構成して復活させ、多数の弟子を育て、サンケイホールをはじめ全国各地での独演会を成功・定着させた。上方落語四天王の一人にして中興の祖。文化勲章、重要無形文化財保持者(人間国宝)、文化功労者、紫綬褒章など受章・顕彰多数。著書『米朝上方落語選(正・続)』(立風書房)、『上方落語ノート(1~4集)』(青蛙房)、『桂米朝集成(1~4巻)』(岩波書店)など。

「2013年 『米朝落語全集 増補改訂版 第一巻』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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