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Amazon.co.jp ・本 / ISBN・EAN: 9784480037923
みんなの感想まとめ
多様な作品が収められたこの集成は、文学の深い感情や美しさを描き出しています。短編小説や詩を通じて、心の奥底に響くフレーズや情景が印象的で、特に「悲しみの頃」や「琉璃玉の耳輪」などの作品は、読者に強い感...
感想・レビュー・書評
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まず下巻から読む。
私の生涯のバイブル決定。
詩のような、短い二作から始まる。
胡瓜←青いくし、面白い!
朝の海の美しい情景が思われて、涙しそうになる。
『悲しみの頃』からの『悲しみを求める心』の流れがいい。
“私は死の姿を正視したい。そして真にかなしみたい”
心に残るフレーズ。
『無風帯から』
話を読むのは二度目。やはり好き。
全編手紙文なので、それが面白い。
名前が出てくる人物が、実際のところ、何を考えているかがわからないまま、延々話が続く。
タイトルがいよいよハマる最後のあたりの文章は最高。
『花束』
女性らしい、というよりは、女の子らしい、けど幼過ぎない、丁度その間のあたりの、瑞々しくもあり、甘酸っぱくもある、淡い恋の話。
素敵!
『初恋』を読んだ後もこんな気分になった。
『詩「嵐の夜空」』も少女小説三編も、『少女ララよ』も、言及しないが、文句なし。
『琉璃玉の耳輪』
一番読んでみたかった作品。
基本的に、尾崎翠の魅力は、文章力と、その表現力だと思ってるけど、こんなお話もあるのかと驚いた。物語としてだけみても十二分に楽しめた。
『アップルパイの午後』
キュンとする。とどまることを知らない程にキュンとする終わり方。
『映画漫想』
観たことない映画ばかりで、俳優の名前も知らない人が殆どだけど、笑った。
「快走王」の感想は、読んで吹いた。
文句なしの星5つ。
最高が星10だとしても、10をつけるだろう。-
「私の生涯のバイブル決定。」
川崎賢子の「尾崎翠砂丘の彼方へ」(岩波書店)は読まれましたか、面白いですヨ。。。「私の生涯のバイブル決定。」
川崎賢子の「尾崎翠砂丘の彼方へ」(岩波書店)は読まれましたか、面白いですヨ。。。2014/04/25
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喧しいことは言うまい。「露の珠」「少女(おとめ)ララよ」がとくに好き。尾崎翠の、頭痛と、強い絡みつくような文学への恋慕と、飲みくだしたあとのうすい、青にも緑にも感ぜられるひかり。
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2002-12-00
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私は「悲しみの頃」が一番好き。
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2013/08/21に紹介された本
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250 みちくさ
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友人のお勧めで「アップルパイの午後」を読むために借りてきたものです。で、読みました。
昭和初期に書かれたというので古臭いのかと思いきや、むしろ逆で会話のノリが現代風なのに驚きです。
ひと組の兄妹と、その人間関係や恋模様が描かれているのですが、その中にソーダ水だのアップルパイだのと食べ物の比喩がよく用いられていて、登場人物の若々しさや恋の甘さがよく表現されている。と、そのような印象を抱きました。 -
尾崎氏の独自なる分裂心理学は世界に誇れる「創造物」であり、美しすぎる「フィクション」である。世界は分裂するもの。描き切った世界観の心理描写における――――である。これは古ぼけた小説ではない。泉から滾々と湧いてくる冷水であり、読めば心が引き締まる。・・・・・・
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尾崎翠の少女小説、子供向けの話でありながら惹かれてしまった。 アップルパイの午後も大好き。
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「アップルパイの午後」を読みたい。
ただそれゆえに。 -
「無風帯から」「瑠璃色の耳輪」「アップルパイの午後」が好きです。
妙な魅力がありますね。
「第七官界彷徨」は昨年新しく文庫で出ているのですね。
再読しよう。 -
不遇の作家、忘却の系譜。
哀感と嘆き、
祈らない心。
かの作家の一生と憂いを
この一冊に垣間みる、
メタ・リアルな体験。 -
他人とは、自分と違っているから良いものである。
とだれかが口にしていたことを思い出しました。世界を輪切りにしたときに、その人がどうやってその世界の側面や中身や表面を綴っていくのか、それがとても見ものだと。
《尾崎翠》の名前を始めて知ったのは《第七官界彷徨》や《アップルパイの午後》を知ったときでした。艶めかしく、それでいてさっぱりとしていて、現実を突きつけられて砕けそうな決心にも揺るがない何かを見出せるようで、とても細やかな世界が描かれていると感じます。霧の濃い朝方や、雨のしとしと降っているなかで読むと更に魅力が増していくような、そんな気がします。
※ちなみに、上巻は未読。
(2009.05.16)
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表紙は蘚の写真だそうです。素敵。
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