Tokyo style (ちくま文庫 つ 9-3)

著者 :
  • 筑摩書房
3.83
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本棚登録 : 1332
感想 : 130
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  • Amazon.co.jp ・本 (433ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784480038098

感想・レビュー・書評

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  • ベスト

  • いろいろな部屋の写真
    全体に
    センスがよい本 満足♪

  • 素晴らしい!!他人の部屋万歳ヽ(≧◇≦)/

    生身の人間の生活臭漂う写真集。
    人の数だけ部屋がある。
    人の数だけ生活がある。
    インテリア雑誌で見るような部屋でなく、
    そこで生活してる人の部屋。
    その人の性格とか人となりが部屋に表れている。
    住めば都って言うけど
    住んでる人には居心地がいいんだろうなぁ…
    生活感、満載。
    東京のリアルがここに!!

    私としては『もう少し片づけたら?』って
    部屋もあったけど(笑)
    私が住んでる訳じゃないのでまぁ…いいか( ´艸`)ムプフ。
    20年以上も前の写真なので
    懐かしいモノもいっぱい写ってる w(*゚o゚*)w

  • 街角の写真を撮り歩くのが好きだが、年輪を感じさせる家屋を見るときに、この中にはどのような生活があるのだろうと考えることがある。著者もそうようなことを考えつつこんな写真集を作ったのではないかと勝手に想像してみる。既に今から20年前の風景ではあるけれど、きっと今でもそんなに変わらないのだろうなと思う。自分は今は家族と生活しているが、自分の部屋の風景は掲載されている多くの写真とそれほど変わらないからだ。

  • [ 内容 ]
    豪華な写真集や分厚い雑誌に出てくるようなインテリアに、いったい僕らのうちの何人が暮らしているのだろう。
    でも小さい部屋にごちゃごちゃと気持ち良く暮らしている人間ならたくさん知っている。
    マスコミが垂れ流す美しき日本空間のイメージで、なにも知らない外国人を騙すのはもうやめにしよう。
    僕らが実際に住み、生活する本当の「トウキョウ・スタイル」はこんなものだ!
    話題の名著文庫化。

    [ 目次 ]
    美は乱調にあり
    かわいさというたからもの
    アトリエに布団を敷いて
    安いのは和風
    モノにくるまって
    子供の王国
    住まいの必要十分条件
    街のなかに隠れる

    [ 問題提起 ]


    [ 結論 ]


    [ コメント ]


    [ 読了した日 ]

  • 部屋は綺麗でも汚くても見るのは面白いな、と思う自分がいる。なんか工夫のアトをかいま見るのも好きだなと。

  • 人の生活場所を覗き見るのは、なんだか悪いことをしているようでとても楽しい。覗き見趣味は誰にでもあるのではないか?東京で工夫しながら都市生活を満喫する十人十色がここにある。心地よさを求める工夫が随所にあり、勉強になったり、楽しみ方の達人たちの方法論を見える形で教えてくれる。なかなかの良書で、暇なときに時々めくりたい。

  • 20年ほど前の東京に住んでいた人々の部屋の写真。部屋の持ち主はアーティストとかが多いので、ゴチャゴチャした中にもアーティスティックなデザインもある。断捨離と真逆の部屋ばかりだけど、妙に心惹かれる。人の部屋を見るのって面白いよね。

  • m

  • 学生時代に他の人々はどのような部屋にどう住んでいたのか?ということを図らずも知ることができた。貧乏系(東京サイテー生活という本に影響されていたこともあり)でないところも知りたかったので知ってよかった。20年前、確かにこのような環境にいたことを思い出し、しばしひたる。今、中年代になり、このようなところで1人暮らし、というのは現実的には(いや、社会的にはか)厳しいものがあるが、非常に強い憧れはある。狭い、趣味の砦のような部屋を1つは持ちたいものだ。
     本書の写真を眺め、今の自分の数畳の居住区をどんなインテリアにしようかという妄想がまた始まった・・・

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著者プロフィール

1956年東京生まれ。1976年から1986年まで「POPEYE」「BRUTUS」誌で現代美術・デザイン・都市生活などの記事を担当する。1989年から1992年にかけて、1980年代の世界現代美術の動向を包括的に網羅した全102巻の現代美術全集『アートランダム』を刊行。以来、現代美術・建築・写真・デザインなどの分野で執筆活動、書籍編集を続けている。
1993年、東京人のリアルな暮らしを捉えた『TOKYO STYLE』を刊行。1997年、『ROADSIDE JAPAN 珍日本紀行』で第23回木村伊兵衛写真賞を受賞。現在も日本および世界のロードサイドを巡る取材を続けている。2012年より有料週刊メールマガジン『ROADSIDERS’weekly』(http://www.roadsiders.com/)を配信中。近著に『捨てられないTシャツ』(筑摩書房、2017年)、『Neverland Diner 二度と行けないあの店で』(ケンエレブックス、2021年)、『IDOL STYLE』(双葉社、2021年)など。

「2022年 『Museum of Mom’s Art』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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