桂米朝コレクション: 上方落語 (5) (ちくま文庫 か 41-5)

著者 :
  • 筑摩書房
3.93
  • (5)
  • (4)
  • (6)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 46
感想 : 4
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (302ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784480038234

作品紹介・あらすじ

文化功労者・桂米朝演じる上方落語の世界。第五巻は、こわいこわい、そして不思議な落語を集める。江戸落語の怪奇物との味わいの違いをご堪能あれ。「猫の忠信」「仔猫」「狸の化寺」「狸の賽」「怪談市川堤」「五光」「景清」「紀州飛脚」「夏の医者」「べかこ」「ぬの字鼠」「天狗さし」「稲荷俥」「足上がり」を収録。

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 文化功労者・桂米朝演じる上方落語の世界。第五巻は、こわいこわい、そして不思議な落語を集める。江戸落語の怪奇物との味わいの違いをご堪能あれ。
    (2003年)
    — 目次 —
    猫の忠信
    仔猫
    狸の化寺
    狸の賽
    怪談市川堤
    五光
    景清
    紀州飛脚
    夏の医者
    べかこ
    ぬの字鼠
    天狗さし
    稲荷俥
    足上がり

  • 真夏の寝苦しい夜に
    本棚から
    引っぱり出してきて
    ちょいと怪談噺を
    たのしませてもらう

    これも
    また贅沢な
    夏の夜のひととき
    であります

  • <落語を文章で読む>
    と、いうのはなかなか難しいものでありますが、
    米朝師匠の高座をテレビやDVDで拝見しているので、
    その声を思い浮かべつつ読みました。

    第五巻は不思議な現象を集めたもので、
    怪談めいたものも多く、面白かったです。

  • 米朝落語は読んでも面白い☆

全4件中 1 - 4件を表示

著者プロフィール

桂 米朝(かつら・べいちょう)落語家。本名・中川清。1925(大正14)年11月6日、満州大連生まれ、兵庫県姫路市育ち。1943(昭和18)年、作家・寄席文化研究家の正岡容に師事。1947(昭和22)年、四代目桂米団治に入門、三代目桂米朝を名乗る。戦後、衰退の一途にあった上方落語の復興に尽力。途絶えていた数多くの噺を再構成して復活させ、多数の弟子を育て、サンケイホールをはじめ全国各地での独演会を成功・定着させた。上方落語四天王の一人にして中興の祖。文化勲章、重要無形文化財保持者(人間国宝)、文化功労者、紫綬褒章など受章・顕彰多数。著書『米朝上方落語選(正・続)』(立風書房)、『上方落語ノート(1~4集)』(青蛙房)、『桂米朝集成(1~4巻)』(岩波書店)など。

「2013年 『米朝落語全集 増補改訂版 第一巻』 で使われていた紹介文から引用しています。」

桂米朝の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×