- Amazon.co.jp ・本 (285ページ)
- / ISBN・EAN: 9784480038692
感想・レビュー・書評
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殺人事件の現場や犯罪博物館等の現場をレポートした第1章、映画や実録本から犯罪を読む第2章、アメリカ社会の異常さを笑う第3章から成る。後になるにつれ面白さが薄れていった感あり。よかったのはエド・ゲインとリジー・ボーデンの事件現場を訪問する最初の2篇、ベルリンの犯罪博物館と蝋人形館のレポート、スナッフフィルムについての文章。
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《エドは『サイコ』、『悪魔のいけにえ』、『羊たちの沈黙』のモデルになった人間である。過去四十年間のサイコ・ホラーとスプラッタすべてのルーツだ。すべての根源である恐怖は、やはり、このどこまでもアメリカ的な風景から生まれなければならなかった。そんな気がする。どごでいっても続く、のどかなトウモロコシ畑と牧草地の中から生まれなければならなかったのだ。》(p.17)
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本書は事件の原因に迫ろうとするのではなく、事件がその社会においてどのように扱われているのかを描いている。どれも有名な事件であるが、犯人の狂気性ゆえに罪に問われなかったケースがかなりあることに違和感を覚える。
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ん、そんなに・・・・・・
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犯罪博物館にいきたくなる1冊…
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文章はイマイチの、正にネタ本。シリアル・キラーの紹介なので、この本を読んでいると、犯罪者をモデルにした映画を見たくなります。意外にも犯罪者名って基礎教養の部類なんですね。
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実際に筆者が現地に行って書いてるのです。わかりやすい。
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殺人マニアの柳下毅一郎が、エド・ゲインの墓や、リジー・ボーデンの家などに訪れる。たくさん殺人鬼などが詳しく掲載。