本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
Amazon.co.jp ・本 / ISBN・EAN: 9784480038937
みんなの感想まとめ
郷里への愛情が豊かに表現された随筆集であり、著者の独特な視点が魅力です。岡山を思う気持ちが詰まった作品には、時折ナンセンスでユーモラスなエピソードが散りばめられており、読者を楽しませます。例えば、洋服...
感想・レビュー・書評
-
なにものにも拘泥しないことを是とした奇人才人が、同じ郷里に対して執着を見せてくれることがうれしい。
詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
郷里の随筆。
-
古里・岡山を思う百間先生の情緒豊かな随筆集なのだけれど、中にはとんでもなくナンセンスな、どうでもいいことが書いてあって面白い。例えば、洋服のポケットについて。
「どうせあるものだから、何でもかでも入れて、ふくらませる。著物の袂糞(たもとくそ)なら両袖しかないが、ポケットは幾つあるのか、数えて見ないとわからないが、そのおのおのの、どの底にも艾(もぐさ)の様な小さな毛むくじゃらの塊まりが出来て溜まる。不思議なのは、どのポケットの毛むくじゃらも、中に入れた物が何であろうと、みんな青味を帯びた灰色の一色である」
実にどうでもいい。でも、…わかる!そういえば、ポケットのほこりって青灰色だったなと思う。「袂糞」なんて言葉があるのは初めて知った。 -
他人事のような。
著者プロフィール
内田百閒の作品
本棚登録 :
感想 :
