内田百けん集成16 (ちくま文庫)

著者 : 内田百けん
制作 : 佐藤 聖 
  • 筑摩書房 (2004年1月11日発売)
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  • Amazon.co.jp ・本 (263ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784480038968

内田百けん集成16 (ちくま文庫)の感想・レビュー・書評

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  • どこか子供っぽい百閒先生。

  • 漱石の『夢十夜』は夢という形式(建前)で美しい幻想世界を描くという印象だけど、百閒の『冥途』や『残夢三昧』は、本当の夢が生々しく立ち上ってくる感じがあって、また違う魅力が。

  • 雷が大嫌いな百間先生は、まだ鳴っていない雷の気配を感じるだけで、もう怖いという。
    東京にいて大空襲で自宅を焼かれた先生は、戦後、GHQの爆撃調査団から、その恐怖体験の聞き取り調査を受けるのだが、
    「空襲の爆撃よりは雷さまの方がこわい」
    と発言して、二世の米兵を呆れさせる。
    相手が日本人だったとしても、理解を得るのは難しいかもしれない(^_^.)

    宇野千代さんが夢に出てきて、その後、旦那さんの宇野浩二さんも夢に出てきたのだけど、起きてみると、その2人に会ったことはないし、そもそも2人は夫婦じゃない…という冗談みたいな夢話も面白い。

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