虫の音楽家 小泉八雲コレクション (ちくま文庫)

著者 :
制作 : 池田 雅之 
  • 筑摩書房
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本棚登録 : 42
感想 : 6
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  • Amazon.co.jp ・本 (368ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784480039941

感想・レビュー・書評

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  • この本は虫の季節になると読みたくなる一冊。
    日本人が自然を愛でる様子を、第三者の目で観察し綴った名著である。

  • 初めて触れた小泉八雲。日本人以上に日本を愛し、日本の文化を理解し、日本の情緒を感じることのできる感性がここにあった。
    今の時代から見ればすでにノスタルジーだけれど、こんな豊かな時間がかつて日本にはあったのだなあ。
    特に1章と2章は素晴らしい。虫の話は中でも白眉だ。
    3章はいらなかったかなあ。

  • 絶版になっており、尼崎の図書館でやっと借りた。

    伝承や古典を交え、日本の自然、民俗、風習を非常にわかりやすく面白く描いている。語り部としての才能と入れ込み過ぎない客観的で鋭い観察眼に感心

  • 私を本の虫にさせた一冊。

  • 今の虫と昔の虫は同じだが、印象が全然違う。日本のよき文化、風景がなくなっていくのを憂いてる。

  • 2009/8/9図書館で借りる
    2009/

    第一章:夢を食うもの
    夢の幻想:読了
    露のひとしずく:

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著者プロフィール

(1850年-1904年)ギリシア生まれ。作家。ラフカディオ=ハーン。1869年アメリカへ渡り、新聞記者に。ハーパー社の通信員として、1890年4月4日来日。島根県松江尋常中学校へ英語教師として赴任。1890年12月、小泉節子と結婚、日本に帰化し、小泉八雲と名をあらためた。節子夫人から聞く日本につたわる話を集め、工夫をこらして物語にし、『Kotto(骨董)』『kwaidan(怪談)』などの本にまとめた。

「2008年 『耳なし芳一・雪女 新装版-八雲 怪談傑作集-』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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