- Amazon.co.jp ・本 (212ページ)
- / ISBN・EAN: 9784480040923
感想・レビュー・書評
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今からたったわずか百何十年前ほどの19世紀という私の曽祖父の世代の、今のアメリカでインディアンたちに対して白人たちが行った数々の無法な大悪魔の暴虐、残虐、非道、冷酷な、虐殺、暴行、悪行の数々。
それを白人共たちはキリスト教とか文明の名のもとに大偽善的に調子よく自己中心に、自己正当化してきていやがる。
ジョン・M・チヴィントン大佐などという男はその代表。この男の発言は言語道断。
「インディアンに同情する奴は糞だ!... 私はインディアンを殺さなければならない。そして神の天国のもとではどのような方法であってもインディアンを殺すことは正しく名誉あることであると信じる。
小さいのも大きいのも、すべて殺して頭の皮を剥ぐべきです。卵はシラミになりますから。
殺せ! どいつもこいつも頭の皮を剥げ。大きいのも小さいのもだ。シラミの幼虫はシラミになるからな!」
こうしてこの男の指示、指揮、命令のもとに、1864年11月29日にサンドクリークの虐殺が行われ、原住民のインディアンたちは、身の毛もよだつ恐ろしい虐殺を受けてしまいました。
頭の皮を剥がれ、体を切り刻まれ、兵士たちは指輪を奪うために指を切断し、子どもも合わせた男性の陰嚢は「小物入れにするため」切り取られた。男性器と合わせ、殺した女性の性器を「記念品」として切り取られ、騎兵隊員たちはそれを帽子の上に乗せて意気揚々とデンバーに戻った。
この他にも白人たちの、ウンデット・ニーの虐殺などにより、インディアンたちはインディアンたちなりに抵抗を続けてきたのですが、今のアメリカ大陸に以前から住んでいたにもかかわらず、無残にも完全にアメリカ大陸は白人たちの物による国の歴史になってしまい、文化的にもすべての面で壊滅的な被害を受けてしまいました。
私を含めた日本人たちも、よく考えて、深刻に受け止めなくて注意して、気をつけなくてはいけないと思います。
だって今からほんの僅かたった百何十年ほど前の出来事です。
今だって白人の連中共たちは、その頃と大して人間的に変わってなんかいやしないはずですから。詳細をみるコメント0件をすべて表示