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Amazon.co.jp ・本 / ISBN・EAN: 9784480056276
みんなの感想まとめ
歴史的な視点から日米関係を探求する本書は、特に日本が開国以来どのようにアメリカやイギリスと協調し、最終的に日独伊サイドへと変化していったのかを考察しています。特に第3章では、この重要な転換点に関する問...
感想・レビュー・書評
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30年前の本なので、良くも悪くも「歴史書」として読む分には有益な部分はある。とくに重要なのは第3章で、開国以来米英とは協調関係にあった日本が、日独伊サイドに変換していったのはなぜなのか?という問いなのだが、この辺の考察が不十分であるという印象を受けた。
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章立ての紹介は省略。
著者は経済企画庁の総合計画局の官僚(当時)。著者は一般向けに何冊か経済史の著作を書いているようだが、一読する限り素人的歴史観の域を出ていない。
むろん執筆にあたって数多くの文献にあたっているのはわかるし、その点は評価したいが、「バランスのとれた通史」という表現はとてもできない。
とくに第1章~第6章までは歴史学の水準に照らすとかなり低いように感じられる。戦前期の政府の経済政策を論じるわけでもなく、民間企業の海外進出が説明されているわけでもない。植民地経営をめぐる問題が提示されているが、政治的・軍事的視点が欠けているため問題の本質にせまる議論はない。満州の経営について全て関東軍(あるいは石原莞爾)の仕業にしたいようだが、満鉄や財閥の動きを論じ、アメリカの対中政策を検討しないことには、本書のタイトルが示す内容にはならないだろう。著者の認識不足が露呈している。
戦後改革をあつかった5・6章は全く見当外れ。
最後の7~9章は日米構造協議について。ただやはり日米政府・両国財界の立場なり主張が歴史的叙述されているわけではなく、どこかで読んだことがあるような解説がならぶ。結論は抽象的で月並み。
まことにつまらない本である。 -
経済大国へアメリカと歩んだ関係はどうなるのか。史実に学び、今後の国際関係を考える。
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