外国人とわかりあう英語

  • 筑摩書房 (1995年1月1日発売)
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Amazon.co.jp ・本 / ISBN・EAN: 9784480056382

感想・レビュー・書評

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  •  異文化理解、異文化間コミュニケーションの教育の方法についてスキーマ理論に基づいて解説されている。コミュニケーション論に関する本であって、英語そのものについての本ではない。
     英語の文法ができてもコミュニケーションができなければいけません、英語を知っていても使えなければ意味がありません、といったありきたりの内容も含まれていて、読み始めはうんざりしかけてしまった。Total Physical Responseという教授法も、ものすごく押しつけがましい感じがして、納得いかなかった。しかし、第3章からスキーマ理論の話に入ると、だんだん面白くなってきて、異文化理解とは相互的なものであり、「異文化間調整能力」が必要(pp.156-8)といったあたりや、文化の違いを超えて、「普遍的スキーマ」を活性化させることが本当の異文化間コミュニケーションにつながる(pp.184-88)といったあたりは納得できた。最終章のマイヤーの分類が、本の始めに述べられていた方が、分かりやすかったと思う。(10/06/29)

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著者プロフィール

 上智大学外国語学部教授、上智大学一般外国語教育センター長、上智大学国際言語情報研究所所長。英語教育、バイリンガリズム、異文化コミュニケーション教育の第一人者。文部科学省中等教育局SELHi企画評価委員会委員、中央教育審議会外国語専門部会委員、文部科学省高等教育局現代的教育ニーズ取組選定委員、日本学術振興会大学院教育改革支援プログラム委員会専門委員、国土交通省航空局英語能力証明審査会会長、The International Research Foundation for English Language Education 理事、(NPO)小学校英語指導者認定協議会(J-SHINE)理事など、実践的なコミュニケーションのための「使える英語」を養成する英語教育の推進に向けて多方面で活躍。また、元NHKテレビ「英語会話Ⅰ」監修者・ライター・講師、元NHKテレビ「3か月トピック英会話」監修者、元日本衛星放送Practice for the TOFEL Test 解説者ほか。
 著書には、『外国研究の現在と未来』(編、Sophia University Press、2010)、『21年度から取り組む小学校英語─全面実施までにこれだけは』(編著、教育開発研究所、2008)、『「英語が使える日本人」の育成のための英語教員研修ガイドブック』(共著、文部科学省、2004)、『日本語を活かした英語の授業』(共著、大修館、2003)、『新しい英語教育へのチャレンジ』(くもん出版、2003)ほか多数。

「2012年 『your world 国際理解教育テキスト 教師用 CD-ROM』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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