民俗学への招待 (ちくま新書 (064))

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著者 : 宮田登
  • 筑摩書房 (1996年3月1日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (222ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784480056641

作品紹介

なぜ私たちは正月に門松をたて雑煮を食べ、晴れ着を着るのだろうか。雛祭りやクリスマスなどの年中行事。富士講などの民間信仰。震災とユートピア。真夏の夜を賑わせる幽霊や妖怪たち。「トイレの花子さん」や「メリーさん」と呼ばれる老婆など、超高層ビルの片隅で生まれては消える都市のフォークロア。民俗学のまなざしから見えてくるものはいったい何か。柳田国男、南方熊楠、折口信夫、渋谷敬三などの民俗学研究の豊かな遺産を受け継ぎながら、世相の根っこから掘り起こされた日本人の文化の深層を探る、現代人のための民俗学入門。

民俗学への招待 (ちくま新書 (064))の感想・レビュー・書評

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  • 『民俗学への招待』
    著者:宮田 登(1936-2000)

     入門書ではなく、民俗学にまつわるあれこれを描いたエッセイ。

    【版元】
    シリーズ:ちくま新書
    定価:本体800円+税
    Cコード:0239
    整理番号:64
    刊行日: 1996/03/19
    判型:新書判
    ページ数:224
    ISBN:978-4-480-05664-1
    JANコード:9784480056641

    なぜ私たちは正月に門松をたて雑煮を食べ、晴れ着を着るのだろうか。雛祭りやクリスマスなどの年中行事。富士講などの民間信仰。震災とユートピア。真夏の夜を賑わせる幽霊や妖怪たち。「トイレの花子さん」や「メリーさん」と呼ばれる老婆など、超高層ビルの片隅で生まれては消える都市のフォークロア。民俗学のまなざしから見えてくるものはいったい何か。柳田国男、南方熊楠、折口信夫、渋谷敬三などの民俗学研究の豊かな遺産を受け継ぎながら、世相の根っこから掘り起こされた日本人の文化の深層を探る、現代人のための民俗学入門。
    http://www.chikumashobo.co.jp/product/9784480056641/


    【簡易目次】
    目次 [003-005]

    第I部 民俗学のまなざし 007
    第一章 正月の神々――睦月・如月 009
    第二章 震災とユートピア――弥生・卯月 045
    第三章 富士信仰――皐月・水無月 087
    第四章 幽霊と妖怪――文月・葉月 121
    第五章 都市のフォークロア――長月・神無月 145
    第六章 民俗学と世相史――霜月・師走 177

    第II部 日本文化へのアプローチ 203
    一、柳田民俗学の視点 204
    二、南方熊楠の視点 209
    三、折口民俗学の視点 212
    四、日本文化の多元論的観点 214

    あとがき(一九九六年二月 宮田 登) [218-219]
    事項索引 [220-222]

  • 「マレビト」「異人」「漂着した神」などをキーワードに我々に馴染の深いテーマを論じるという本。
    「ゴジラ」とか「学校の怪談」とかキャッチーなテーマが割と多くて読みやすいです。

  • 引用、感想省略。

  • 『ミステリー民俗学者 八雲樹』を読んで民俗学に少し興味が出たのでこの本を手にとってみた。


    鬼ごっこでつかわれる「タイム」とは英語のTIMEではなく、江戸時代の税の伝馬(てんま)役がなまったもの。
    伝馬とは公用の書状などを人馬を交替して運ぶ伝馬制のこと。お上の命であれば、鬼役も追求を止めざるを得ない、ということ。

    「毒」というのは、祭事に携わる巫女が髪飾りなどつけ厚化粧する様子を示す。その飾りつけが仰々しいことを毒々しいとすることから、すべてに濃厚すぎるというのが毒の原義という。

    厄年の者は、二月一日に正月をやってもう一歳年を加えと自己暗示をかけた。

    「不思議」とは仏教用語「不可思議」の略。仏典にある「不可思議七種」という表現が、七不思議というフォークロアの下敷きにある。


    民俗とはそこに住む人々のルーツである。なかなか興味を持ちながら読めた。

  • 年中行事や民間信仰から、学校の怪談等にも触れ、興味深いテーマが多数取り扱われている。が、新聞記事のまとめが中心になっているせいか、ほぼさわりのみ。個人的には、ハレとケ、第4章の幽霊と妖怪が面白かった。
    招待、という軽めの本なので、興味を持ったら次へ進むと良いでしょう。

  • お葬式に関連して食事会が開かれるのはなぜか、疑問に思って読んだ。疑問は解決。さらに、意外にも、地震や原発事故についての反応等にも民俗学的観点が応用できることが分かり、満足。

  • [ 内容 ]
    なぜ私たちは正月に門松をたて雑煮を食べ、晴れ着を着るのだろうか。
    雛祭りやクリスマスなどの年中行事。
    富士講などの民間信仰。
    震災とユートピア。
    真夏の夜を賑わせる幽霊や妖怪たち。
    「トイレの花子さん」や「メリーさん」と呼ばれる老婆など、超高層ビルの片隅で生まれては消える都市のフォークロア。
    民俗学のまなざしから見えてくるものはいったい何か。
    柳田国男、南方熊楠、折口信夫、渋谷敬三などの民俗学研究の豊かな遺産を受け継ぎながら、世相の根っこから掘り起こされた日本人の文化の深層を探る、現代人のための民俗学入門。

    [ 目次 ]
    第1部 民俗学のまなざし(正月の神々―睦月・如月;震災とユートピア―弥生・卯月;富士信仰―皐月・水無月;幽霊と妖怪―文月・葉月;都市のフォークロア―長月・神無月;民俗学と世相史―霜月・師走)
    第2部 日本文化へのアプローチ

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    [ 参考となる書評 ]

  • 興味深いエピソードがいくつも書いてあり、誰が読んでも楽しめるのではないだろうか。
    宮田民俗学の本をもっと読んでみようという気になった。

  • 未読

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