- Amazon.co.jp ・本 (238ページ)
- / ISBN・EAN: 9784480056788
感想・レビュー・書評
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図書館本。すごい面白かった!作者さん二人とも、歴史学者じゃないのに一次文献読み込んでて驚いた。内容も文章も分かりやすいし、読んでて面白い。各時期の組織図の図解も凄い分かりやすい。面白そうな引用文献多いし、自分用に一冊買いたいくらい。
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再読。1996年出版の本だけど、新選組通史を知るなら一番コンパクトでわかりやすいのはこれかも。浪士組/京都新選組/甲陽鎮撫隊/旧幕脱走軍/会津新選組/箱館新選組、という項目立て(もちろん京都新選組の比重が半分以上)になっていて、特定隊士に肩入れせず、おおよその流れがダイジェストでわかる。
各時期の組織図など図表や地図も多くて親切。唯一、近藤の養子・周平に新選組局長を世襲させたかった云々のくだりは、あんまり聞いたことない説で断定されてるのにちょっとモヤる。 -
ちょっと古めの本ですが、手ごろにまとまっています。他に新選組関連の小説を読んだ後だと、マイナーでも人物名が頭に入っているので、それと照らし合わせて史実確認ができました。
著者の相川司さんと菊池明さん。よく新選組関係の本を書かれている方のようで、これまでにも見かけた名前でした。 -
ブックオフで105円で発見
司馬遼太郎、浅田次郎、歴史ドラマなどで新選組モノは、知っていたつもりだったので改めて通史を知りたくて購読。
学者ではない作者の作品なので、非常に読みやすく、モレ•偏りがないイイ感じです。 -
こう思っていた、こういった、と伝わっている
という記載の中で、この本で始めて知ったことがいくつかあった。
特に、土方さんが函館に至るまで思っていたこと、
そのあたりのことが納得がいった。
勝てないと知っていて、それでも挑む勇気というのか
気概というのか。
やっぱりそういうところに、どうしようもなく惹かれてしまう。