日本人は「やさしい」のか 日本精神史入門 (ちくま新書)

  • 筑摩書房 (1997年1月1日発売)
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Amazon.co.jp ・本 / ISBN・EAN: 9784480057167

感想・レビュー・書評

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  • 本著はタイトルにも副タイトルも答えていない。「やさし」という言葉の解釈学、にもなっていない。

  • 結局、「日本人は「やさしい」のか」の問いには答えてくれません。
    「やさしい」という言葉の変遷を述べ、当時の使われ方からは多義的になっていますよ、ってことですが……、文章がとっちらかっていて、もう少しまとめられたんじゃないのか?と思ったりしました。結局何が言いたかったのか、イマイチ要領を得ませんでした。
    僕の評価はBにします。

  • [ 内容 ]
    高度成長が終わった七四年以降、「やさしさ」という言葉が巷に氾濫し出した。
    いまとなってはうそくさくふやけたイメージしかもたないように見える「やさし」は、しかし、万葉集の時代から現代に至るまで、倫理的、美的に重要な場面で繰り返し使われてきた言葉である。
    手垢のついた「やさし」を、もう一度現在において、および歴史的に検証しなおし、現代に生きる倫理として思想的に蘇らせようと試みた渾身の一冊。

    [ 目次 ]
    第1章 「やさしさ」の現在(「やさしさ」の現状分析;傷つくことと「やさしさ」;尾崎豊・太宰治の「やさしさ」)
    第2章 「やさし」の精神史(羞恥としての「やさし」;美的理念としての「やさし」;当座の倫理としての「やさし」;「情け深さ」としての「やさし」)
    第3章 「やさしさ」の倫理学(「やさしさ」の自他認識;共感としての「やさしさ」;原質としての「やさしさ」;無常と「やさしさ」)

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    [ 参考となる書評 ]

  • 「やさしい」の概念について、現代のヒット曲からはじまりその起源や変遷の考察。途中までは理解できたが、後半から怪しく…。

  • なるほどって感じ。

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著者プロフィール

竹内 整一(たけうち・せいいち):1946年長野県生まれ。東京大学大学院人文科学研究科倫理学専攻博士課程中退。東京大学名誉教授。専門は倫理学、日本思想史。日本人の精神の歴史を辿りなおしながら、それが現在に生きるわれわれに、どのように繋がっているのかを探求している。主な著書に、『魂と無常』(春秋社)、『花びらは散る 花は散らない』『日本思想の言葉』(角川選書)、『「やさしさ」と日本人』(ちくま学芸文庫)、『ありてなければ』(角川ソフィア文庫)など。

「2023年 『「おのずから」と「みずから」』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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