パラサイト・シングルの時代 (ちくま新書)

著者 :
  • 筑摩書房
3.17
  • (8)
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  • (6)
本棚登録 : 275
レビュー : 40
  • Amazon.co.jp ・本 (204ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784480058188

作品紹介・あらすじ

三〇歳を過ぎても親元に同居して、レジャー旅行にブランドものに、リッチな生活を謳歌する気ままな独身男女-パラサイト・シングル。今の日本には、こんな連中が一〇〇〇万人もいる!いったいなぜ、こうした人種があらわれ増殖したのか?そして、自立と苦労を厭い現状維持を望む彼らがになう日本社会の未来像とは?パラサイト・シングルの生態を分析することで、未婚化・少子化現象、さらには経済不況まで、今の日本が抱える数々の問題を、すっきり理解することができる。精緻な社会調査をもとに、いつのまにか一大勢力となっているパラサイト・シングルの実態を探り、変わりゆく現代日本人の生活とその未来を鋭く洞察する。

感想・レビュー・書評

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  • 時間があれば

  • 「少々の苦労があるかもしれないと思って新しい世界に入ることができる人が、結婚して子を産み育てられる。この苦労の覚悟ができない人が、パラサイトシングルに留まっているのである。」

    ケインズ理論が底辺にありそうで、提案されている政策には賛成しかねる部分も多い。

  • 親と同居している独身の人間をこの本ではパラサイトと呼んでいる。この本が出版された11年前に流行したようなしないような単語である。生活費を親に入れずに親の家に住み贅沢三昧するのであればそう呼んでもいいのかもしれないが、単に親と同居する人をパラサイトと呼んでしまうと失礼であると思う。24章にわけて社会を説明していたがパラサイトと直接関係するであろう章は数章で、あとはパラサイトにこじつけて、パラサイトと言いたいだけやろと突っ込みたくなった。他の人のレビューを見てみると私と同じように思っている人が多かった。(笑)

  • 1999年著なので16も前の本です。
    今読んで、う~ん、どうかな、あまり同意はできないかな。親と一緒にすむのが問題ではなく、経済的に自立していない、できない社会構造になっているのが問題なのであるような気がします。親と同居する成人のいる家族のありたかは、別に否定されることはないと思いました。

    パラサイトシングルの負の部分の訴えよりも欧米との文化や社会システムの違いが興味深かったです。

  • パラサイトは「寄生者」。親の脛を齧っている独身者のことで、そういう時代の分析。

  • パラサイトシングルが社会や経済などに悪影響を与えているということを説明するために、ちょっと無理やりこじつけだなあという印象をうけた話もありました。

  • 少し前の本ですが、今の少子化の原因の一つについて詳しく分析されている本。
    図やグラフが多く用いられており、わかりやすい。
    パラサイト・シングルのなかでも著者は特に女性のパラサイト・シングルの比率が多く、また、問題も多いと分析している。
    結婚や仕事、子育てに対する女性の多様な考え方の原因を少し見ることができた。
    後半具体例がでてきてぐんと面白く読めた。

  • 9月の6冊目。今年の148冊目。

    うーん、なんていうか議論は面白いけど、なんとなく欧米がすごいみたいな感じがして嫌だったな―。パラサイトシングルを視点にいろいろ切ってくのは面白いけど、若干論拠が弱いような気がするし、なんとなく「うん?」って感じの箇所も多かった。いまいち何が言いたいのか見えてこない。パラサイトシングルは問題っていう前提もちょっと良く分からなかったし、それを解決することがどういう風に良いのかもよく分からなかった、と個人的には思いました。

  • パラサイトシングルは消費をるくりだしてる

  • ちょっと古い 引きこもりとかニートという言葉がない頃の本なのかな 外から見た時の話が多くて、パラサイトの人たち自身が抱える問題はあまり掬い上げていない だからこの本だけ読んで真に受けてもどうともならない 今ならたぶん内側に焦点をあてて書いた本があるはずだから、そういうのを読めば多少バランスのある捉え方が出来そう

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著者プロフィール

山田 昌弘(ヤマダ マサヒロ)

1957年、東京生まれ。1981年、東京大学文学部卒。
1986年、東京大学大学院社会学研究科博士課程単位取得退学。
現在、中央大学文学部教授。専門は家族社会学。コピーライターとしても定評がある。
NPO全国地域結婚支援センター理事

【著書】
『パラサイト・シングルの時代』『希望格差社会』(ともに筑摩書房)、『新平等社会』『ここがおかしい日本の社会保障』(ともに文藝春秋)、『迷走する家族』(有斐閣)、『「家族」難民』(朝日新聞出版)などがある。

【公職】
•内閣府 男女共同参画会議・民間議員
•文部科学省 子どもの徳育に関する懇談会・委員
•社会生産性本部 ワーク・ライフ・バランス推進会議・委員
•厚生省 人口問題審議会・専門委員
•経済企画庁 国民生活審議会・特別委員
•参議院 調査室・客員研究員
•東京都 青少年協議会・委員
•同 児童福祉審議会・委員
•内閣府 国民生活審議会・委員
などを歴任。

「2016年 『結婚クライシス 中流転落不安』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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