地獄めぐり (ちくま新書 246)

著者 :
  • 筑摩書房
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感想 : 3
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  • Amazon.co.jp ・本 (235ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784480058461

作品紹介・あらすじ

「死」と言われて思い浮かべる風景-地獄。生前、悪行を為した者は、三途の川の岸辺で奪衣婆に衣服を剥がれ、閻魔大王の裁きをうけて、剣の山や火炎地獄、血の池地獄など、果てしない冥界めぐりに追いたてられるという。日本人の心の奥底に刻みこまれた、こんな死後の世界のイメージは、実は、現世が逆照射された風景だった。「十界曼荼羅」「地蔵十王経」など、数々の地獄絵にも残されているあの世観から、今に息づく日本の原風景をさぐる地獄の文化史。

感想・レビュー・書評

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  • 図が乏しいのが致命的。

  • 2009年7月8日

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著者プロフィール

川村 邦光(かまくら・くにみつ)
文筆業。東北大学大学院文学研究科満期退学。2016年大阪大学大学院文学研究科退職。著書に『日本民俗文化学講義』(河出書房新社、2018年)など。 

「2022年 『親密なる帝国』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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