文明と野蛮の衝突 新・文明論之概略 (ちくま新書)

  • 筑摩書房 (2001年11月1日発売)
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Amazon.co.jp ・本 / ISBN・EAN: 9784480059222

感想・レビュー・書評

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  • 読後気分⇒ε-(´∀`*)ホッ
    ひらたく言えば、
    福沢諭吉と孔子がタッグ組みました。
    という話です。

    元々「文明と野蛮だしぃ~」と、ローマ文明vsゲルマン民族、とか、匈奴vs漢王朝とか、世界中における文明と野蛮の争いみたいのを延々とこれでもかと説明してくれるかと思ってたんですよ。文明と野蛮の定義なんか定義しなおしちゃったりしてね。

    …しかし。
    私の予想は。
    大きな誤りを犯していた!!!!!!!!!!!!!!!!!!
    副題を見ろ…「新・文明論之概略」…?
    しかも著者が慶應義塾出身。これは!!!!これは!!!!!まさか!!!
    そう、福沢諭吉大先生様の超名著「文明論之概略」の再構築本だったのでございますます…☆ヽ(o_ _)o

    たしかに匈奴やゲルマン民族とかなんかちょろちょろ出て来ましたが。

    内容は、読んでみて下しあ…としか言えないのですが、文明論之概略を孔子的視点を入れながらなおかつ様々な文化を比較対照していく…と言った感じでしょうか。そして日本の第一次第二次世界大戦がクライマックス。
    議論はなんとなーく初めと終わりでつじつまがあわないというか連想ゲームし過ぎたら別の結論にたどり着いた(^v^;)みたいな感じですが、ところどころはっとさせられるところが。
    例えば、「日露戦争あたりの軍人たちは『孔孟思想』という地の学問を持ってた上で西洋の軍学を勉強した、つまり人間としての根幹がデキてた上で戦争のやり方を勉強したから、格好良いやつばっかなんだよ(超訳)」「太平洋戦争で山本五十六が死んだのは美談かもしれないけど、そういうのを美談にする精神ってどうよ。冷静に考えて責任放棄じゃん(超訳)」とかね。

    文章が敬体で読みやすかったですしね!

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