さみしい男 (ちくま新書 356)

著者 :
  • 筑摩書房
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本棚登録 : 85
感想 : 11
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  • Amazon.co.jp ・本 (219ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784480059567

感想・レビュー・書評

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  • 読んでいて、何だか切なくなってきた。そうそう、そういう境遇にいるよね、男って・・・などと妙に共感。<br>
    しかし、ではどうすればいいかというと、それがわからない。<br>
    著者は、氏の言うところの「強い男」になれと説く(一般に言われる「強い男」のイメージとは違う)。どうやら、役割を果たすだけの存在から、自立した存在への成長が必要であるらしいのだ。<br>
    ここはやはり、(心の中でだけでも)、一度全てを捨ててみることから始めてみるしかないのかもしれない。<br>
    文章は概して読みやすく、なかなか面白い一冊だった。

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著者プロフィール

筑波大学人間学類卒業、同大学院博士課程修了。英国イーストアングリア大学、米国トランスパーソナル心理学研究所客員研究員、千葉大学教育学部講師、助教授を経て、明治大学文学部教授。教育学博士。日本トランスパーソナル学会会長、日本カウンセリング学会認定カウンセラー会理事、日本生徒指導学会理事。臨床心理士、上級教育カウンセラー、学会認定カウンセラーなどの資格を保有。テレビ、ラジオ出演多数。著書に『カール・ロジャーズ カウンセリングの原点』(角川選書)、『フランクル心理学入門 どんな時も人生には意味がある』(角川ソフィア文庫)、『はじめてのカウンセリング入門 上 カウンセリングとは何か』『下 ほんものの傾聴を学ぶ』(ともに誠心書房)、『思春期のこの育て方』(WAVE出版)、『50代からは3年単位で生きなさい』(KAWADE夢新書)など多数。

「2022年 『プロカウンセラーが教える 1on1コミュニケーション入門』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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