グレ-トジャ-ニ-: 地球を這う (1(南米~アラスカ篇)) (ちくま新書 390 カラー新書)

著者 :
  • 筑摩書房
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感想 : 13
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  • Amazon.co.jp ・本 (188ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784480059901

感想・レビュー・書評

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  • 20220920031

    人類の出発点を逆から辿る旅

  • アート講師の紹介で読書

  • およそ五〇〇万年前、タンザニア・ラエトリに誕生したといわれる人類は、アフリカを飛び出しユーラシア大陸を横断、ベーリング海峡を渡って極北の地を越え、北米大陸、南米大陸を縦断して南米最南端に到達した。
    この人類拡散の壮大な旅を、探検家は自らの脚力と腕力だけで遡行した。
    本書では、旅の途上で出会った、我われと同じ祖先をもつ人びとが、苛酷な自然とどのように折り合い、どのような生活文化を生み出し、どのように人と関わって生きているのか、一二〇点のカラー写真とともに紹介する。

  • 2015年9月20日に開催された第1回ビブリオバトル全国大会inいこまで発表された本です。予選A会場発表本。

  • 子どもの頃、わくわくして観ていた関野さんのグレートジャーニーをたどる1冊。
    カラーの写真と、関野さんの文章を読んでいるとまたグレートジャーニーをDVDとかでみたいなぁと思ってしまいます。

  • 所在: 展示架
    請求記号:290.9||Se37
    資料ID:10202112

  • [ 内容 ]
    およそ五〇〇万年前、タンザニア・ラエトリに誕生したといわれる人類は、アフリカを飛び出しユーラシア大陸を横断、ベーリング海峡を渡って極北の地を越え、北米大陸、南米大陸を縦断して南米最南端に到達した。
    この人類拡散の壮大な旅を、探検家は自らの脚力と腕力だけで遡行した。
    本書では、旅の途上で出会った、我われと同じ祖先をもつ人びとが、苛酷な自然とどのように折り合い、どのような生活文化を生み出し、どのように人と関わって生きているのか、一二〇点のカラー写真とともに紹介する。

    [ 目次 ]
    パタゴニア―アルゼンチン―ボリビア(父祖の森 競争 ほか)
    ペルー・アンデス(病みつき 地図 ほか)
    ペルー・アマゾン(熱帯林 投げる ほか)
    オリノコ(シャーマン 現地食主義 ほか)
    ギアナ高地(ロストワールド 仙人)
    中米(悪い者 出稼ぎ ほか)
    北米(歌う人 パウワウ)
    アラスカ(ハーレム 他の命 ほか)

    [ POP ]


    [ おすすめ度 ]

    ☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度
    ☆☆☆☆☆☆☆ 文章
    ☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー
    ☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性
    ☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性
    ☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度
    共感度(空振り三振・一部・参った!)
    読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ)

    [ 関連図書 ]


    [ 参考となる書評 ]

  • 人類拡散のグレートジャーニーを著者がその足で辿る旅の軌跡。
    そこで出会う人や文化、動物達等豊富な写真と共に著者の体験が
    とてもイキイキと描かれています。
    いつかはこんな"ふれあい"の旅をしたい!と思えるステキな1冊です。

  • 自らの足で踏み鳴らす大地の音

  • 僕の青春のバイブル
    グレートジャーニー!

    やっぱりいいですね。

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著者プロフィール

1947年東京都墨田区生まれ。一橋大学在学中に同大探検部を創設、71年アマゾン全域踏査隊長としてアマゾン川全域を下る。82年横浜市立大学医学部卒業、医師となり南米に通いつづける。
93年から、アフリカに誕生した人類がユーラシア大陸を経てアメリカ大陸に拡散した約5万300キロの行程を逆ルートでたどる〈グレートジャーニー〉をはじめる。南米最南端ナバリーノ島をカヤックで出発、足かけ10年の旅は、2002年にタンザニア・ラエトリでゴールを迎えた。
2002年、武蔵野美術大学教授(教養文化研究室、文化人類学)に着任。翌年より〈新グレートジャーニー 日本列島にやって来た人々〉を開始。シベリア経由、稚内までの〈北方ルート〉、ヒマラヤからインドシナを経由、朝鮮半島から対馬までの〈南方ルート〉終え、09年からインドネシア・スラウェシ島から石垣島まで、足かけ三年の航海〈海のルート〉を11年に終了した。

「2013年 『海のグレートジャーニーと若者たち』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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