使えるレファ本 150選 (ちくま新書 575)

著者 :
  • 筑摩書房
3.27
  • (14)
  • (32)
  • (74)
  • (15)
  • (4)
本棚登録 : 581
感想 : 59
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (208ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784480062826

作品紹介・あらすじ

メールやブログなど、今やだれもが「書く」時代だ。せっかく書いても、それが事実に反していたり、何の新味もなかったりしたら、説得力を失うばかりか、大恥をかきかねない。こういう時こそ、プロの使用にも耐えうるレファ本を活用したい-。本書は、ものを書いたり調べたりする時に役立つ辞書、事典、年鑑、白書、教科書といった参考図書(レファ本)を厳選紹介。理系の知から社会風俗まで、政治経済から文学歴史まで、あらゆるジャンルを網羅した、ネット時代の必需品である。

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 著者推薦のレファレンスブック150選。
    いわゆる辞典・事典、年鑑、白書、図鑑、図録の類だけでなく、知識人だったら知っておくべき事柄が簡潔にまとめられている本も紹介されています。

    図書館員向けではなく、大学生以上のすべての方に向けて書かれています。
    著者が通読を薦めている本が多いことからも(もちろん辞書類は除きますが・・・)、調査研究というよりは、分野別の基本知識をおさえるという目的に主眼を置いて紹介されているようです。
    新語事典3種(『イミダス』『現代用語の基礎知識』『知恵蔵』)を読み比べなどはとても勉強になりました。

    • 猫丸(nyancomaru)さん
      とっても高い本や、入手困難な本があって、一般人にはチョッとと言う感じですが、何かを調べる時のプレ資料にはなると思う。←今現在、この本が役に立...
      とっても高い本や、入手困難な本があって、一般人にはチョッとと言う感じですが、何かを調べる時のプレ資料にはなると思う。←今現在、この本が役に立ったコトはありませんが。。。
      2012/06/04
  • ◎信州大学附属図書館OPACのリンクはこちら:
    https://www-lib.shinshu-u.ac.jp/opc/recordID/catalog.bib/BA74847780

  • 最近歴史や政治について調べる機会があり、SEOに基づく検索では信頼性のある情報が全然無くて唖然とした。

    そこで、網羅性に優れた本は無いものかと手に取ったのがこちらの本。2006年に出版されたこともあり最新の解とは言えないまでも、様々な視点のレファレンス本が紹介されていた。

    こういう本に求めるのはベストプラクティスというよりも、自分で探索し始める際の足がかりなので、そういう意味では非常に良かった。

    本書読了後は、興味を持てた本をいくつか図書館で借りてみて、気に入れば購入。そして各本記載の参考文献などを足掛かりに、自分なりのレファ本を構築していけば良いのかなと。

    それにしても、最近はネットの検索性に絶望することが多いな。良いレファ本を検索しようとしても出てくるのは微妙なブログばかりでとても悲しかった。

  • すごい。本やブログ書く人って、こういう本を買って
    備えているのですね。気になった本をメモしておきます。
    探してみよっと。

    ・『みなさん これが敬語ですよ』
    ・『数え方の辞典』
    ・『よその国ではどーやってるの?』
    ・『現代人 日本人の意識』
    ・『データブック NHK 日本人の性行動・性意識』
    ・『病気のメカニズムがわかる本』
    ・『図解 日本のマスメディア』
    ・『イラスト図解 ニュースの地図帳』
    ・『実際の設計シリーズ』
    ・『日本人の大量殺人総覧』
    ・『日本俗語大辞典』
    ・『問題な日本語』
    ・『日本国語大辞典』
    ・『新編 差別用語の基礎知識』
    ・「実例 差別表現」
    ・『世界戦争犯罪辞典』
    ・『20世紀 にっぽん殺人辞典』
    ・『要約 世界文学全集』
    ・『理科年表』

  • 強い!

  • 1

  • 【由来】


    【期待したもの】

    ※「それは何か」を意識する、つまり、とりあえずの速読用か、テーマに関連していて、何を掴みたいのか、などを明確にする習慣を身につける訓練。

    【要約】


    【ノート】


    【目次】

  • 自分の視野が広がる1冊。新たな分野を開拓してください。

  • 内容(「BOOK」データベースより)
    メールやブログなど、今やだれもが「書く」時代だ。せっかく書いても、それが事実に反していたり、何の新味もなかったりしたら、説得力を失うばかりか、大恥をかきかねない。こういう時こそ、プロの使用にも耐えうるレファ本を活用したい―。本書は、ものを書いたり調べたりする時に役立つ辞書、事典、年鑑、白書、教科書といった参考図書(レファ本)を厳選紹介。理系の知から社会風俗まで、政治経済から文学歴史まで、あらゆるジャンルを網羅した、ネット時代の必需品である。

  • 調べるための本イコールレファ本について、どんなものがあるかを、
    非常にざっくり、わかりやすく書いてくれている本。
    世界史の勉強のために教科書。なるほど。
    あとは、『要約 世界文学全集』も読んでみたい。
    こんな本があるんだ!という新しい発見がたくさんあります。

全59件中 1 - 10件を表示

著者プロフィール

1958年、長野県に生まれる。東北大学法学部卒業後、販売、配送、書籍の編集、コピーライターを経て87年より作家・ジャーナリスト。著書には、『そして殺人者は野に放たれる』(新潮文庫、新潮ドキュメント賞受賞)、『世間のウソ』(新潮新書)、『ラクをしないと成果は出ない』(だいわ文庫)、『情報への作法』(講談社+α文庫)など多数。

「2011年 『つながる読書術』 で使われていた紹介文から引用しています。」

日垣隆の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×