フューチャリスト宣言 (ちくま新書)

  • 筑摩書房
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本棚登録 : 784
レビュー : 125
  • Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784480063618

作品紹介・あらすじ

インターネットによってすべての人に学ぶ可能性がひらかれ、ブログが名刺になり、ネットでの評判がパワーとなる。過去に何を成したかではなく、いま何ができるかだけが勝負の「新しい世界」の到来。日本社会との齟齬はないのか?談合型エスタブリッシュメント社会をぶち壊し、新世界の側・ネットの側に賭けよう。未来創造の意志をもって疾走しよう。フューチャリストの二人が、ウェブのインパクトと無限の可能性を語り倒す。

感想・レビュー・書評

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  •  茂木先生によると、“研究者になる資質を持っている人は、野次馬的にいろんな方向に興味を持っている人。脳科学の「こころの理論」、他者の心を読みとったり、あるいは共感する能力と関係している。共感力は、とんがった知性においても大事です。”と言っています。また、梅田さんは、“たくさんの分野に興味があって、関係性に興味がある。俯瞰してものを見て全体の構造をはっきりさせたいという志向がある人は、これからの時代に有利になってくる気がします。”と応えています。
     つまり、これからの研究者は、自分の研究領域を深く探求するだけでなく、専門家でありながら、その知恵を広く社会に応用できるような、情勢を察知する能力が必要だとういうことなのだと思います。

  • 前向きな考えになれた。

  • あいかわらず前向きで読んでいて楽しい。茂木健一郎氏のギャップイヤーの話はものすごくよかった。

  • 梅田望夫さんと茂木健一郎さんの対談集。20年単位で技術革新を起こす人間が登場するというハナシに納得。

  • ウェブ進化論著者とクオリア茂木。2007年初版だから、ちょっと前のインターネットについての対談。この手の内容には日本人論が占める割合が多い。

    Face to Face会議自体に、本当に価値とか意味があるのかどうか、もうこの頃から疑ってて、ある種の実験的考察からは、今のSNSを彷彿とさせるようなことにも言及している。

    いま読んでも古くないし刺激もあってなかなかの一冊。

  • 対談本。「ウェブ進化論」で有名な梅田望夫氏と茂木健一郎氏による、インターネットの可能性について言及した本である。タイトルにあるフューチャリストとは何か。本書の中にある文章を引用すると、"専門領域を超えた学際的な広い視点から未来を考え抜き、未来のビジョンを掲示する者"のことをいうらしい。今まで社会が抱えてきた問題自体が表に出てきており、終身雇用を代表にした、安全神話がことごとく崩れ去っている今を生きる私たちは、未来から見て全く意味をなさないことに時間を費やし一生を終えるリスクを持っている。リスクが常に自分のそばにいることを感じやすい時代もどうかと思うが、そうなっているのだらか仕方がない。問題は、リスクがいたるところにあることを自覚して、それでもなお、未来に対して希望を持ち続ける覚悟があるかということだ。未来はきっと明るいに違いない、でも今の状態ではいけない。なら、どうするか。この問いを常に発し続けて行動しているのが、この本の著者の二人なのだろう。未来のことなど誰にも分かる訳がない。だが、こうであってほしい未来は誰でも何かしら考えているはず。全力で疾走している二人の考えを知り、自分ならどう動こうかと考える上でこの本はいくらかのヒントになるかもしれない。

  •  ネットのプラス面について書かれた本。人と人が物理的な制約をこえて出会えるようになったこと。この利便性がネットの長所であることは、多くの人が認めるところでしょう。現代はもはやネットがあって当たり前の社会なので、ネットのすごさをその都度意識することはありません。だからこそ、ネットで出来るすごいこととは何なのかを、正確に把握しておくことが大事なことなのだと思います。
     また、ネットとの付き合い方がその人の個性とも。ミクシィ・個人ブログ・フェイスブックなど、よく訪れるサイトにその人の性格が出るものです。

  • 対談形式ということもあり、下手に難しい文章より読みやすい。少し話題は古くなってきたけど、ネットまわりの話題に縛られず、履歴書の空白を許さない日本の文化や若者に持って欲しい視点まで書かれているため、若者にも読んで欲しい一冊。

  • 久々に衝撃を受ける本に出会った。
    僕はネットとかITとかいう分野に正直疎く、
    この本に書いてあることが全てわかったわけではない。
    多分、半分の理解できていないと思う。
    それでも、「今後、世の中がどのように変化していくのか?」、と
    自分なりに考えるうちにワクワクしてきた。
    そんな世界に自分が身を置いているという状況に感謝したいし、
    せっかくこのように恵まれた中にいるのだから、
    その恩恵をもっともっと利用したいと思った。

  • インターネットの悪い面ばかりが取り沙汰される今日に、両著者は明るい未来の可能性を提示している。

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