人を動かす情報術 (ちくま新書 671)

著者 :
  • 筑摩書房
3.21
  • (1)
  • (7)
  • (19)
  • (1)
  • (1)
本棚登録 : 77
感想 : 10
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (245ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784480063786

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • ウェブ時代の新教養

  • 一通り読んでみて、学校で習う情報リテラシーなどより少し詳細かつ広範な範囲をしっかり理解できた感じはありました。よく聞く話などもけっこうありましたが、知らない部分もかなりあって一通り読めてよかったです。特に人を動かす情報は、単なる情報に伝え方を変えたり少し変わっていることがあるという考え方はしっかり詳細について説明されていて、かつわかりやすいものだったので面白かったです。情報についての考え方が少し変わると思います。

  • 情報を得ることによって「未知」を「既知」に変化させ、「既知」により「意志決定」そして「行動」に向かわせるとして、情報の発信は人を動かす為にあると説き、情報のステージとしてのメディアとの拘わりを指南する。

    雪印や東横インの事例を紹介しつつマスメディアの特性による情報の取捨選択やその向こう側にいる大衆の心理なども交えて効果的な情報発信を語り、インターネットでの情報発信の特性にも言及する。

    日経ビジネス2012.4.30では、『社長の発信力ランキング「言葉の力」が企業をつよくする』との特集でしたが、発信を始める前に一度は読んでおくと、効果的な情報発信ができそうです。

  • 情報化社会の現在、情報発信者に必要なスキルは「情報スタイリング」だと言う。これは情報発信がうまくいくよう、TPOに合わせ情報に最適の衣装を着せてやることだと言うが。。。生情報をうまく加工することなら、今さら新しい概念でも何でもない用に思えるが?情報について何か考えるきっかけには良いと思う。。。

  • [ 内容 ]
    情報化社会と言われ、情報リテラシーの重要性が叫ばれてひさしい。
    しかし、いままでの情報論は、少々「受身」にすぎなかっただろうか?
    情報は、相手の行動を決定する非常に積極的な武器でもあるのだ。
    新聞、テレビからブログまでのメディアのちがい、集団と個人の感覚の差、無意識のレベルに作用する広告の作り方…。
    情報の効果的な使い方は、すべて場面によって変わってくることを踏まえた上での、それぞれにあわせた戦略―「情報スタイリング」―を提唱する。

    [ 目次 ]
    第1章 情報には力がある
    第2章 メディアが見えなくしているもの
    第3章 情報には受け手がいる
    第4章 メディアと意思決定
    第5章 情報に情報で戦う
    第6章 技術で変わるもの、変わらないもの

    [ POP ]


    [ おすすめ度 ]

    ☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度
    ☆☆☆☆☆☆☆ 文章
    ☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー
    ☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性
    ☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性
    ☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度
    共感度(空振り三振・一部・参った!)
    読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ)

    [ 関連図書 ]


    [ 参考となる書評 ]

  • 情報の取扱、マスコミの情報操作、人の錯誤、意図せざるミスリード、意図するミスディレクションなどなど。
    我々が接している情報は真に正しい情報なのか、常に疑う姿勢が重要ですね。

  • 地方都市の歯科医だかのBloggerにぼろ糞貶されてました。
    曰く「情報術なんかとてもとても。よくて情報雑談の程度だろう」
    いや、その通りなんですけど。
    てか、最初にそう書いてあるし。
    あなたの本も読ませていただけないかしらん。
    I have a grudge, Ha!

  • どうしてメディアの情報を鵜呑みにしていしまうのだろうか。
    広告とか信じてしまうのは、全くメディアに踊らされているよ。
    広告代理店の思う壺。

  • 2009/7/19 チェック済み

全10件中 1 - 10件を表示

春木良且の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×