- Amazon.co.jp ・本 (205ページ)
- / ISBN・EAN: 9784480064103
作品紹介・あらすじ
読書における「打たれ強さ」とはなにか。それは解答がひとつではないということに耐え、複眼的な見方で本を読むことができるということである。「どのように世界を理解するか」に重点を置くあり方とも言い換えられよう。本書は、そのための本の探し方から、段階を踏んだ読書、読んだ本の活用法など、しっかり使える技術を伝授するものだ。この技術を磨いてゆくことで、これまでとはひと味違う成熟した「大人」の読書が成立するのである。
感想・レビュー・書評
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フランス語学者による読書術論。知的に打たれ強くなる、具体的にいえば、その本の内容を鵜呑みにせず、批判的に読書をできるようになるための方法を記している。
普段の読書、レポート・論文のための読書でも応用できるトピックが述べられており、積読や本を買うことの意義なども書かれていて大変勉強になった。
大人の読書、能動的な読書ができるように日頃から意識してトレーニングしておきたいと思う。 -
本と適度な距離を取り,一冊の内容を鵜呑みにせず,本を比較し相対化しなくてはならない.cf. p.163-164.能動的にみずから本に問いかける p.201. 著者が言うように第八章をオススメしますp.14. この本は『本を読む本』が参考にされています.p.34 私には冗長に感じました. 知的に打たれ強くなるために,まず自分の打たれ弱さ cf. p.11を認めることが必要だと思います.
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■1冊目
* 読了日20110226
* 再読了日20191107
* 入手日20110223
■2冊目
* 入手日20120204
* 廃棄済み。
■3冊目
* 入手日20130529
* 廃棄済み。
■4冊目
* 入手日20130913
* 廃棄済み。 -
39486
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知的な学びを得るための読書術。ただし、オススメの本や本の面白さを教わる本ではなく、自分自身どう読書に取り組むかを学ぶための本。本の選び方、読み方、読んだ後の整理法を著者のスタイルも含め解説。
趣味読書ではなく一つのテーマを研究する目的での読書術。 -
【由来】
・amazonで「打たれ強い」というキーワードで引っかかってきた
【期待したもの】
・amazonのレビューによると「打たれ強い」ということよりも、能動的な読書をして自分の中の知性を鍛えるということのように解釈できた。これは今の自分の漫然とした読書に対する問題意識ともリンクしたので興味を持った。
【要約】
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【ノート】
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【目次】
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本へのアプローチから、読むレベルまで、読書精進論。
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三葛館新書 019||TO
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