ポストモダンの共産主義 はじめは悲劇として、二度めは笑劇として (ちくま新書)

制作 : 栗原 百代 
  • 筑摩書房
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レビュー : 24
  • Amazon.co.jp ・本 (269ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784480065575

感想・レビュー・書評

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  • ・選択する主体は常に、自分は何者なのかと問われ続ける。だが自分が何者であるかなど本来誰にも分からない。
    ・肝心なのはイデオロギーなんだよ、マヌケ!

  • ベルリンの壁崩壊は民主主義と資本主義のユートピア幻想に世界を突入させたが、9.11とリーマンショックはその終焉だった。歴史は繰り返すというヘーゲルをもじってマルクスは「はじめは悲劇として、二度めは笑劇」としてと唱えた。
    いまのわれわれには科学と自然の終末観がこれに加えられるはずだ。笑劇を装った歴史の反復は、はじめの悲劇より恐ろしいこともある。これはベンヤミン。
    ともかく、現代資本主義(民主主義)を徹底的にやっつける手際は痛快爆笑の連続で、棒線と付箋でいっぱいになった。個別問題についての思考のレッスンが必要だろう。
    ラカン派マルクス主義と称されるがドイツ観念論への造詣も深い。

  • もっと読まれても良いホン。
    高校生くらいだったら、副読本にしてもよいのではないか。
    「こんなこといってるやつもいるぞ」ということで。

    高校生・大学生むけに日経新聞の副読本によいかも?

    若いころ読んでいた柄谷行人の対談集によく出てくる名前の人、という印象で手に取りました。

    よみすすみますと、知識不足で理解不能な箇所も。マア、わからないものを分からないまま読むというのもおつなものです。

    楽しく読めました。図書館に返却後、一冊買い求める予定です。

  • p15まで読んだ。

著者プロフィール

1949年、スロヴェニア生まれ。哲学・精神分析から、映画・芸術、現代政治まで、縦横無尽に論じる現代思想界の奇才。『イデオロギーの崇高な対象』『ラカンはこう読め!』『ロベスピエール/毛沢東』他。

「2015年 『事件! 哲学とは何か』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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