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- Amazon.co.jp ・本 (186ページ)
- / ISBN・EAN: 9784480065605
感想・レビュー・書評
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孫子は策謀家だから、直接的に手をあやめることはあまりなかったはずだ。大軍を引いて、指揮官に助言していく人間だ。この本は、その率いられる大軍側から見た孫子である。「おいおい、なに無茶いってんだよ」「俺らの命、どう考えているわけ?」「なんで攻めなきゃいけないの?」などその答えには存しには無い。それをこの本が想像するわけです。
シニカルな口調と分かりやすい例をあげて、解説してくれる。「後味の悪い勝利と、敵に花を持たせる負け」「友情をうむ負け方」など勝ちから負けまでいくつもの種類があることに気づかされる。図書館で借りたがトイレ本として一冊購入予定。最後に「人生の主役が自分でないのは不幸だが、人生の主役が自分しかいないのはもっと不幸だ」という言葉はぐさっときた。読んでよかった、元気が出た!詳細をみるコメント0件をすべて表示