40歳からの知的生産術 (ちくま新書 884)

著者 :
  • 筑摩書房
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本棚登録 : 365
感想 : 61
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  • Amazon.co.jp ・本 (222ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784480065872

作品紹介・あらすじ

忙しくて時間はないのに、責任は大きくなるばかり…。増え続けるプロジェクトをこなし、確実に成果を出すにはどうすればいいのだろう?本書は、あなたのパフォーマンスを最大化するための、とっておきの技術を披露する。究極の時間管理術から、ファイルを駆使した情報整理術、情報発信の戦術と戦略まで、今すぐ使えるノウハウの数々を大紹介。少ない時間で最大の効果をあげるための、知的生産の秘訣を明かす。

感想・レビュー・書評

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  • ネットにはまる怖さに気づかせてくれた 、本来自分がやるべき知的生産術。

  • 読み物としては面白いが、毒はすこし物足りない。

    くだけた文体で、ちくまとは思えない。
    一体どんな読者層を相手に「知的~」と題するお話を
    しているのだろうか。タイトルとのミスマッチが残念。

  • 「40歳から」となっているが全体的には学生が社会に出る前に読むと良いように感じる。40歳であれば、「外山滋比古先生」「梅棹忠夫先生」「野口悠紀雄先生」の著作は読んでいるはずなので、こちらを読む必要はないと思う。

  • ひたすら雑感が書いてあるのみ。真の暇つぶし用。しかも、本書にそのような本は時間の無駄と書かれている。

  • 著者は大阪商業大学の学長とのこと。大学人だからだろうか、時折波長の合う本だった。例えば、指示を待つとき、その指示を出している側の人間がいること。マニュアルやノウハウをネット検索したりするとき、それを作った側の人間がいること。ペーパーレス化が進んでも本が無くなる事は無いこと。会合で自分の意見を言うこと。いずれも、探す方が探され、本屋の規模が地域の知性の規模、発言しないのなら存在しない、と日頃から思い、口にしていることととても似ていて、嬉しかった。嫌な目にあったら、この嫌な奴と人生を取り替えたいかと自問すべしというところは、禅や論語などとは違う視点で、苦境を支えるエールになると思った。

  • タイトルと内容が今ひとつ合ってないように思えるが、興味を持って読めた。
    やるかやらないか、迷った時はやることにする、というのは面白い。正論。
    文体も読みやすく、読者に媚びを売らず、ストレートに主張しているように見える。
    多読のススメ。100ページ読んでつまらなかったら読まなくてよい。

  • 著者独自の理論が少し強いがなかなか面白い。

  • 情報整理などの技術的なことは、目新しいことがなく優等生的でつまらなかったが、終盤に入って著者の人生哲学がいろいろ飛び出し俄然盛り上がった

  • "「知的生産」という言葉にどうも弱い。そんな題名の本をつい購入してしまう。
    著者の提案するものは、主に時間の使い方と情報の取り扱い方。いろんなものに興味を持って、非効率でもよいので、取り入れること。こうした習慣を身につけることで、いつの日かアカデミックな視点で世の中を見ている自分に気がつくことにある。そんな自分を想像しながら日々過ごしたい。"

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著者プロフィール

大阪商業大学学長

「2021年 『悪魔の証明』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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