大学生からの文章表現 無難で退屈な日本語から卒業する (ちくま新書)

著者 :
  • 筑摩書房
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本棚登録 : 545
感想 : 66
  • Amazon.co.jp ・本 (202ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784480065926

作品紹介・あらすじ

学校では、子供じみた作文と型にはまった小論文の書き方しか教えてくれない。そのせいか、つまらない文章が横行している。でも、大人になったらそれでは通用しない。まずは、学校の文章の決まりから自由になろう。あとは、いくつかの約束事を守って練習すれば、魅力的な文章を書くことができるはず。具体例をふんだんに盛り込んだ、授業感覚で読む日本語表現のテクニック。

感想・レビュー・書評

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  • 小学生の作文でもなく、入試の小論文のようなつまらない文章でもなく、読みやすく、自分も読む人も楽しい日常文を書くことを目標とした本。

    ゼミ形式で章ごとに授業風景が書かれ、受講生の文がどんどん上達していくのが良くわかり、とても面白かった。黒田先生もユーモアたっぷりだし、先生が選抜した受講生の文もすごく楽しい。

    下記、本から得たヒント。

    <形式を整えるための3原則>
    ・「思う」を使わない(安易な表現の多用を避けるため)
    ・「わたしは」で文を始めない(文が稚拙になるから)
    ・(笑)はなるべく避ける(気持ちは文章で表現しては)

    ・最後に文をダイエットする
    ・知ってる漢字でも敢えて全部は使わない(読みにくい)
    ・書いたらしばらく時間を置く


    この本を読んだだけで自分も楽しい文が書ける訳ではないので、やっぱりたくさん読んでたくさん書くことが重要みたい。とりあえず、ブクログ続けてみます。

  • みなさん苦労されておられます。

  • 2021年6月期展示本です。
    最新の所在はOPACを確認してください。

    TEA-OPACへのリンクはこちら↓
    https://opac.tenri-u.ac.jp/opac/opac_details/?bibid=BB00400292

  • 大阪樟蔭女子大学図書館OPACへのリンク
    https://library.osaka-shoin.ac.jp/opac/volume/548448

  •  黒田先生が、彼の講義を受けた大学生の文章を添削していく、一種の会話形式で展開される。
     軽快な文体ですが、「思う」を使わない、文はダイエットする等ポイントが絞られているので楽しく読めます。
     味な本です。

  • 真面目な小論文を書いてきた学生に、「日常文」を書かせる。
    一年もたつと、のびのびと面白い文章を書くようになる…という講義の実践紹介の本。
    具体的には、「わたしは」で書き始めないこと、「思う」を使わないことなど。

    たしかに、学生の文章は面白いものが多い。
    文章読本としてはかなり異色。
    ただ…みんながこんな風に書けるかな。
    少なくとも私には無理。

  • 展示期間終了後の配架場所は、1階文庫本コーナー 請求記号 816//Ku72

  • 死生学の参考文献のひとつ。
    ・読みやすい。前半はあまりにも口語体すぎて、逆に読みにくかったけれど、中盤からはフツーに読みやすい。
    ・この本の言うとおりに書いても、小論文やレポートで単位がもらえるかどうかはともかく(教員によるような気がする)、文章を書くことの自由さは理解できたし、表現の楽しさは伝わった。

  •  いわゆる学校向けの文章、小論文やレポートではなく、「『作文』と『小論文』と『随筆』と『エッセイ』を合わせた上に、もっと幅広く自由な内容の文章」(p.20)=「日常文」を書くための指南書。つまりは、他人に読んでもらう、自分が読んでいて楽しい、そんな文章を書くための準備から書くべき内容(書かざるべき内容)、テクニックなど。著者が実際に大学で行った講義を再現する形で書かれており、生徒が書いた「日常文」も多数載っている。
     黒田先生の本は、確かにとても読みやすく、根底には「黒田節」というようなものがある感じがするが、それをメタ的に説明したもので、これを読んで実践すると、黒田先生みたいな文章になる感じがする(学生の「日常文」がそんな感じになっている)。具体的には「思う」は使わない、とか「私は変わり者で」という内容がNG、とか、そうだよなと「思う」。というように、おれが書いているのもおれ自身の備忘録的な側面が強いため、「思い」まくっているけど。内容がないのに無駄に長すぎるから、実は始めに書いたものはほとんど削れるはずだ、というのも、分かりやすい、伝わる文章を書くにあたっての心構えだと思う。
     日常文なんて書かないし、と思っていても、何かしらを書く時に、良い意味で必ず意識してしまうことが書かれているし、これだけ書くことを楽しめるようになった著者の講義を受けた生徒がうらやましい。(15/04/--)

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著者プロフィール

1964年、東京生まれ。上智大学外国語学部ロシア語学科卒業。東京大学大学院修了。スラヴ語学専攻。現在、神田外語大学特任教授、神戸市外国語大学客員教授。

「2023年 『外国語の遊園地』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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