大学生からの文章表現

  • 筑摩書房
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感想 : 67
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  • Amazon.co.jp ・本
  • / ISBN・EAN: 9784480065926

感想・レビュー・書評

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  • 小学生の作文でもなく、入試の小論文のようなつまらない文章でもなく、読みやすく、自分も読む人も楽しい日常文を書くことを目標とした本。

    ゼミ形式で章ごとに授業風景が書かれ、受講生の文がどんどん上達していくのが良くわかり、とても面白かった。黒田先生もユーモアたっぷりだし、先生が選抜した受講生の文もすごく楽しい。

    下記、本から得たヒント。

    <形式を整えるための3原則>
    ・「思う」を使わない(安易な表現の多用を避けるため)
    ・「わたしは」で文を始めない(文が稚拙になるから)
    ・(笑)はなるべく避ける(気持ちは文章で表現しては)

    ・最後に文をダイエットする
    ・知ってる漢字でも敢えて全部は使わない(読みにくい)
    ・書いたらしばらく時間を置く


    この本を読んだだけで自分も楽しい文が書ける訳ではないので、やっぱりたくさん読んでたくさん書くことが重要みたい。とりあえず、ブクログ続けてみます。

  • 新聞の紹介でこの本と知り合った。今まで書いてきたような型にはまった文章ではなく、読んで楽しい自由な文章を目指す内容。いちいち素敵で楽しい。…レビューもこんな風に書けたら良いのにね…

  • 貸出状況はこちらから確認してください↓
    https://libopac.kamakura-u.ac.jp/webopac/BB00240696

  • 『文章力を磨く(入門編)』
    桃山学院大学附属図書館蔵書検索OPACへ↓
    https://indus.andrew.ac.jp/opac/volume/757246

  • みなさん苦労されておられます。

  • 2021年6月期展示本です。
    最新の所在はOPACを確認してください。

    TEA-OPACへのリンクはこちら↓
    https://opac.tenri-u.ac.jp/opac/opac_details/?bibid=BB00400292

  • 大阪樟蔭女子大学図書館OPACへのリンク
    https://library.osaka-shoin.ac.jp/opac/volume/548448

  •  黒田先生が、彼の講義を受けた大学生の文章を添削していく、一種の会話形式で展開される。
     軽快な文体ですが、「思う」を使わない、文はダイエットする等ポイントが絞られているので楽しく読めます。
     味な本です。

  • 真面目な小論文を書いてきた学生に、「日常文」を書かせる。
    一年もたつと、のびのびと面白い文章を書くようになる…という講義の実践紹介の本。
    具体的には、「わたしは」で書き始めないこと、「思う」を使わないことなど。

    たしかに、学生の文章は面白いものが多い。
    文章読本としてはかなり異色。
    ただ…みんながこんな風に書けるかな。
    少なくとも私には無理。

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著者プロフィール

黒田 龍之助(くろだ・りゅうのすけ):1964年東京生まれ。上智大学外国語学部ロシア語学科卒業、東京大学大学院修了。東京工業大学助教授(ロシア語)、明治大学助教授(英語)を歴任。現在、神田外語大学特任教授、神戸市外国語大学客員教授。著書に『ポケットに外国語を』『その他の外国語エトセトラ』『世界のことば アイウエオ』(ちくま文庫)、『外国語をはじめる前に』(ちくまプリマー新書)、『ロシア語の余白の余白』『外国語の遊園地』『外国語の水曜日 再入門』(白水社)、『はじめての言語学』(講談社現代新書)、『ぼくたちの外国語学部』(三修社)、『物語を忘れた外国語』(新潮文庫)など多数。

「2023年 『ロシア語だけの青春』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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