大学生からの文章表現 無難で退屈な日本語から卒業する (ちくま新書)

  • 筑摩書房 (2011年2月1日発売)
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Amazon.co.jp ・本 / ISBN・EAN: 9784480065926

AIがまとめたこの本の要点

プレミアム

みんなの感想まとめ

読みやすく、楽しい日常文を書くことを目指した内容が特徴のこの本は、著者のユーモアとともに、ゼミ形式で進行する授業風景が描かれています。受講生たちが文章を上達させていく様子は、読者にとっても励みとなり、...

感想・レビュー・書評

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  • 小学生の作文でもなく、入試の小論文のようなつまらない文章でもなく、読みやすく、自分も読む人も楽しい日常文を書くことを目標とした本。

    ゼミ形式で章ごとに授業風景が書かれ、受講生の文がどんどん上達していくのが良くわかり、とても面白かった。黒田先生もユーモアたっぷりだし、先生が選抜した受講生の文もすごく楽しい。

    下記、本から得たヒント。

    <形式を整えるための3原則>
    ・「思う」を使わない(安易な表現の多用を避けるため)
    ・「わたしは」で文を始めない(文が稚拙になるから)
    ・(笑)はなるべく避ける(気持ちは文章で表現しては)

    ・最後に文をダイエットする
    ・知ってる漢字でも敢えて全部は使わない(読みにくい)
    ・書いたらしばらく時間を置く


    この本を読んだだけで自分も楽しい文が書ける訳ではないので、やっぱりたくさん読んでたくさん書くことが重要みたい。とりあえず、ブクログ続けてみます。

  • 新聞の紹介でこの本と知り合った。今まで書いてきたような型にはまった文章ではなく、読んで楽しい自由な文章を目指す内容。いちいち素敵で楽しい。…レビューもこんな風に書けたら良いのにね…

  • 貸出状況はこちらから確認してください↓
    https://libopac.kamakura-u.ac.jp/webopac/BB00240696

  • 『文章力を磨く(入門編)』
    桃山学院大学附属図書館蔵書検索OPACへ↓
    https://indus.andrew.ac.jp/opac/volume/757246

  • みなさん苦労されておられます。

  • 大阪樟蔭女子大学図書館OPACへのリンク
    https://library.osaka-shoin.ac.jp/opac/volume/548448

  •  黒田先生が、彼の講義を受けた大学生の文章を添削していく、一種の会話形式で展開される。
     軽快な文体ですが、「思う」を使わない、文はダイエットする等ポイントが絞られているので楽しく読めます。
     味な本です。

  • 真面目な小論文を書いてきた学生に、「日常文」を書かせる。
    一年もたつと、のびのびと面白い文章を書くようになる…という講義の実践紹介の本。
    具体的には、「わたしは」で書き始めないこと、「思う」を使わないことなど。

    たしかに、学生の文章は面白いものが多い。
    文章読本としてはかなり異色。
    ただ…みんながこんな風に書けるかな。
    少なくとも私には無理。

  • 展示期間終了後の配架場所は、1階文庫本コーナー 請求記号 816//Ku72

  • 死生学の参考文献のひとつ。
    ・読みやすい。前半はあまりにも口語体すぎて、逆に読みにくかったけれど、中盤からはフツーに読みやすい。
    ・この本の言うとおりに書いても、小論文やレポートで単位がもらえるかどうかはともかく(教員によるような気がする)、文章を書くことの自由さは理解できたし、表現の楽しさは伝わった。

  •  いわゆる学校向けの文章、小論文やレポートではなく、「『作文』と『小論文』と『随筆』と『エッセイ』を合わせた上に、もっと幅広く自由な内容の文章」(p.20)=「日常文」を書くための指南書。つまりは、他人に読んでもらう、自分が読んでいて楽しい、そんな文章を書くための準備から書くべき内容(書かざるべき内容)、テクニックなど。著者が実際に大学で行った講義を再現する形で書かれており、生徒が書いた「日常文」も多数載っている。
     黒田先生の本は、確かにとても読みやすく、根底には「黒田節」というようなものがある感じがするが、それをメタ的に説明したもので、これを読んで実践すると、黒田先生みたいな文章になる感じがする(学生の「日常文」がそんな感じになっている)。具体的には「思う」は使わない、とか「私は変わり者で」という内容がNG、とか、そうだよなと「思う」。というように、おれが書いているのもおれ自身の備忘録的な側面が強いため、「思い」まくっているけど。内容がないのに無駄に長すぎるから、実は始めに書いたものはほとんど削れるはずだ、というのも、分かりやすい、伝わる文章を書くにあたっての心構えだと思う。
     日常文なんて書かないし、と思っていても、何かしらを書く時に、良い意味で必ず意識してしまうことが書かれているし、これだけ書くことを楽しめるようになった著者の講義を受けた生徒がうらやましい。(15/04/--)

  • [ 内容 ]
    学校では、子供じみた作文と型にはまった小論文の書き方しか教えてくれない。
    そのせいか、つまらない文章が横行している。
    でも、大人になったらそれでは通用しない。
    まずは、学校の文章の決まりから自由になろう。
    あとは、いくつかの約束事を守って練習すれば、魅力的な文章を書くことができるはず。
    具体例をふんだんに盛り込んだ、授業感覚で読む日本語表現のテクニック。

    [ 目次 ]
    第1章 目標―どんな文章を書いたらいいのか
    第2章 準備―もう小学生じゃないんだ!
    第3章 形式―ワンパターンからの脱出
    第4章 技術―ただ書けばいいってモンではない
    第5章 内容―思ったことを素直に書かない
    第6章 発展―チャーミングな文を目指して
    第7章 特別編―最終課題に挑戦!

    [ 問題提起 ]


    [ 結論 ]


    [ コメント ]


    [ 読了した日 ]

  • 【書誌情報】
    大学生からの文章表現─無難で退屈な日本語から卒業する
    著者:黒田 龍之助(1964-) 言語学、スラブ語学。随筆、講演など。
    シリーズ:ちくま新書
    定価:792円(税込)
    Cコード:0295
    整理番号:889
    刊行日: 2011/02/07
    判型:新書判
    ページ数:208
    ISBN:978-4-480-06592-6
    JANコード:9784480065926
    在庫 ×

    学校では、子供じみた作文と型にはまった小論文の書き方しか教えてくれない。そのせいか、つまらない文章が横行している。でも、大人になったらそれでは通用しない。まずは、学校の文章の決まりから自由になろう。あとは、いくつかの約束事を守って練習すれば、魅力的な文章を書くことができるはず。具体例をふんだんに盛り込んだ、授業感覚で読む日本語表現のテクニック。
    https://www.chikumashobo.co.jp/product/9784480065926/

    【簡易目次】
    第1章 目標――どんな文章を書いたらいいのか
    第2章 準備――もう小学生じゃないんだ!
    第3章 形式――ワンパターンからの脱出
    第4章 技術――ただ書けばいいってモンではない
    第5章 内容――思ったことを素直に書かない
    第6章 発展――チャーミングな文を目指して
    第7章 特別編――最終課題に挑戦!


    【目次】
    はじめに [003-006]
    目次 [007-010]


    第1章 [目標]どんな文章を書いたらいいのか
    011
      これまでの「作文」と 「小論文」/「優等生の文章」と「注目される文章」/読みやすくて楽しい文章は伝わる/いい名前がない/ 「日常文」 という考え方
    授業風景① 「ガイダンス」 021


    第2章 [準備]もう小学生じゃないんだ! 031
    頭の準備はいらない/手書きかワープロか/どんな紙に書くか/原稿用紙のお約束/原稿用紙の問題点/縦書きか横書きか/「縦書き=国語」という呪縛 / すぐに消さないで!/ パソコンは消去が簡単すぎる準備は整ったけど
    授業風景② 「わたしがこの授業に選ばれた理由」 095


    第3章 [形式]ワンパターンからの脱出 063
    「悪い文章」とは何か/形式としての「悪い文章」/形式を整えるための3原則/「思い」すぎてはいけない/安見な単語や表現に注意/ 「わたしは」 で文を始めない/接続詞も必要最低限に  (笑) はほどほどに文がくどくなる

    授業風景③ 「やめられないクセ」 083


    第4章 [技術]ただ書けばいいってモンではない 095
      しばらく時間を置く人は誰でも間違える 信じ込んでいるのが怖ろしい/ 「ヘンナ語みっけ!」 / 漢検を目指しているのではない!/便利な校正記号/編集者も校正にハマる参考文献表は整合性が大切 /文をダイエットする

    授業風景 ④ 「超能力を持つとしたら」 114


    第5章 [内容]思ったことを素直に書かない 129
      何を書いてもいい/人がすでに述べた意見/「変り者」というフツーの人/思い込みだらけの文章は恥ずかしい身近でなくてもいい/悪口はどこまで書いていいのか/無意識で傷つける /匿名性について/自分をななめに見る/個性的がフツー?

    授業風景 ⑤ 「駅から教室までの道のり」 149


    第6章 [発展]チャーミングな文を目指して 159
      スタートライン 分かりやすいだけでいいのか?/文体をちょっと崩す/パターン化の危険性/内容を書き分ける/1つのテーマで2つの日常文/イマジネーションは無限

    授業風景⑥ 即興作文 177


    第7章 [特別編]最終課題に挑戦! 191


    おわりに(2010年12月 黒田龍之助) [199-202]


    【メモランダム】
    ・出版社のHPに著者の短い文が公開されていた。
    「生物と「文章表現」のあいだ/黒田龍之助」
    月刊『ちくま』第480号 2011年3月収録
    http://www.chikumashobo.co.jp/blog/pr_chikuma/entry/573/

  • 新書 S816-チク-889 300178167

  • 面白い文章の書き方。

  • 脱退屈文。長いだけの作文。
    文章を書くための基本、推敲の仕方など単純だけど実践的なことを、実際の学生の作文を例に教えてくれる。
    回が進むごとに学生の文がのびのびと、みるみる面白くなっていくのは目を見張る。
    正直例文を見て腹を抱えて笑ってしまいました。

    語学教師である著者の本は今まで何冊か読んできていて、どれも大変共感する。
    この本では「日本語ができない人は外国語が上達しない。」とし、「書いてまとめる」ことの重要性を述べる。これには深く共感。

  • 文章を書くことを苦手に思っている学生はとても多い。実際、文章として成り立っていない程度しか書けなかったり、長々書いていても何を伝えたいのかわからないものがあったり、レポートを書かせる立場として読むのが苦痛と感じることがしばしばある。この本を読むと、最初はそんな学生が授業を通じて本当に書くことを楽しんでいるというのが伝わってくる。そして、授業をいかに面白く作れるのかというところにも興味がわく。できれば私も学生となって授業を受けてみたいなぁ・・・と。

  • 著者が実際に大学で行っている授業内容を書籍化したもの。

    文章は人を表す鏡だ。つまらない人間だと思われないためには、ユニークな文章で自分を表現する必要がある。本書には実際に学生が書いたユニークな文章が数多く載っていて、いろいろと参考にすることができた。

  • ポイントがまとまっていて、すぐ実践できるものばかりなのが良い。
    5章の変わり者についての先生の意見に、共感した

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著者プロフィール

黒田 龍之助(くろだ・りゅうのすけ):1964年東京生まれ。上智大学外国語学部ロシア語学科卒業、東京大学大学院修了。東京工業大学助教授(ロシア語)、明治大学助教授(英語)を歴任。現在、神田外語大学特任教授、神戸市外国語大学客員教授。著書に『ポケットに外国語を』『その他の外国語エトセトラ』『世界のことば アイウエオ』(ちくま文庫)、『外国語をはじめる前に』(ちくまプリマー新書)、『ロシア語の余白の余白』『外国語の遊園地』『外国語の水曜日 再入門』(白水社)、『はじめての言語学』(講談社現代新書)、『ぼくたちの外国語学部』(三修社)、『物語を忘れた外国語』(新潮文庫)など多数。

「2023年 『ロシア語だけの青春』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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