現代語訳 福翁自伝 (ちくま新書)

  • 筑摩書房
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  • Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784480066206

感想・レビュー・書評

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  • これから

  • 文才、というか性根にセンスがないか

  • 1834年生まれ、1901年死去。当時は、西洋の技術文化においつくために、福澤をはじめ多くの日本人がオランダ語を学び西洋の文献から技術を学んでいた。しかし今のようにコピー機もなく手書きで書き写していた。また、本自体が貴重でなかなか入手できなかった。そのような状態で学問を学ぶことは、たいへんであったと思う。福澤諭吉の功績は、書籍の出版、慶応義塾の創立など、広く学問の大切さを一般庶民にまで、広めたことである。

  • なかなか豪快な人であるというのはこの本読んで初めて知りました。
    幼少時からお酒がだいすきで、、という人が1万円札なんだもんなあ。
    お暇で痛快な自伝がよければどうぞ。

  • 坂本龍馬が生きていた時代とほぼ同時期なのに、研究者だからなのか、あまり殺伐とした時代を生きた、と感じさせないユーモアたっぷりの文章でした。若い頃のいたずらの話やお金がなくて無茶をした話など、読んでいてほのぼのするくらい。

    けれど、内に秘めた文明開化の夢は大きく、
    当時、日本を出て国外へでるなんて、今でいうと宇宙へいくくらい度胸がいるものだと思うけれど、…全くつてもない状態から英語を勉強し始めて2年で渡米、さらにその1年後にはヨーロッパ周遊など、、行動力、探究心がとにかくすごい。

    学問のすすめ、とは違った福沢さんの魅力が満載でした。


    それにしても、昔の人の人生は本当に濃い。
    きっと同じ23歳でも精神年齢は倍くらい違うんじゃないかと思った。

  • 「学問のすすめ」に続けて、「福翁自伝」も読んでみた。すべてを見習うことは難しいにしても、自分にもできそうな考え方・心がけは真似してみたい。そう思わせるくらい、人間・福澤諭吉という人は、現代においてもなお、魅力溢れる人物だと思った。

  • 1万円札のおっさんの若いころのやんちゃぶりが半端ない。

  • 【読みたい】
    齊藤孝「読書力」のおすすめリストに岩波文庫版が載っていた。
    でも、読むならやっぱり現代語訳でしょう。
    というわけで探書リストには齋藤先生訳のこちらを。

  • いい本ですね。とっつきにくい本を、現代語で解りやすくしてくれました。これなら浅学の私でも楽しめました。

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著者プロフィール

1835~1901年。

「2024年 『福澤諭吉 教育論』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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