数学入門 (ちくま新書)

著者 :
  • 筑摩書房
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本棚登録 : 329
感想 : 20
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  • Amazon.co.jp ・本 (252ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784480066664

作品紹介・あらすじ

数学はむずかしい。中学で最初に習う内容まではついていけたけれど、その先となるとチンプンカンプンだ…。でも、そんなことはありません。「ピタゴラスの定理」や「1次関数」「連立方程式」「面積の計算」など基礎の基礎から始まり、「ベクトル」や「微積分」をへて、「集合」「位相空間」といった現代数学の入り口まで、一気に突き進む道筋があるのです!そんなスピード感あふれる学び方を、斬新な切り口と明快な組み立てで説く、ホンモノを知りたい人のための本格派入門書。

感想・レビュー・書評

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  • [第1刷]2012年7月10日

  • これで何か数学について分かるかと言われると,
    そんなことも無いと思います。
    数学について初めて勉強していきたいと思った人にピッタリかというと,
    それもなんだか違うなあと感じました。

    ただ,数学をやっていたけどブランクがあって,
    再度勉強しなおしたいという人には良いと思います。

  • 大学受験テクニックとしてのベクトル計算や微積分はできたけど(そしてすっかり忘れた)本質は理解しないままだったので、その後の行列の計算がわからないまま。この本のおかげで、なぜ画像データの変換処理が行列計算だったのか理解できた。3値の処理だからか。
    集合も、ビジネス寄りの簡易な統計知識での理解なので統計と微分積分の関わりがいまひとつ見えなかったのがなんとなくつながりが見えた。ような。

    それにしてもガウスの中消し算のエピソード…
    数学は計算できなくても数式作れたらいいよね、と思ってたのが見事に打ち消された。自然数や整数の一般化と式変形のアイデアが頭にないとダメだ。

  • 【要約】


    【ノート】

  • ピタゴラスの定理から、集合論まで。中学数学の範囲から大学数学の入り口までを導いてくれる。ピタゴラスの定理からはじまる冒険、関数からはじまる冒険、無限小世界の冒険、連立方程式をめぐる冒険、面積をめぐる冒険、集合をめぐる冒険。面白かった。

  • 410

  • 2016/7/29読了。

  • 私のようなド文系人間にも、数学ってこんなに面白かったのか!と気づかせてくれた。

  • 毎日少しずつ読んでいて、「すげー面白い!よくわからんけど」と思っていたけど忙しくなってしばらく読んでなかったら全くわからなくなって途中で挫折。

  • [ 内容 ]
    ピタゴラスの定理や連立方程式といった基礎の基礎を出発点に、美しく深遠な現代数学の入り口まで到達する道筋がある!
    本物を知りたい人のための最強入門書。

    [ 目次 ]


    [ 問題提起 ]


    [ 結論 ]


    [ コメント ]


    [ 読了した日 ]

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著者プロフィール

小島 寛之(こじま ひろゆき)
1958年東京都生まれ。東京大学理学部数学科卒業。同大学院経済学研究科博士課程単位取得退学。経済学博士。
現在、帝京大学経済学部経済学科教授。専攻は数理経済学、意志決定理論。
数学エッセイストとしても多方面で活躍しており、そのわかりやすい語り口には文系・理系の読者を問わず定評がある。
主な著書に『使える!経済学の考え方』『数学入門』(以上、ちくま新書)、『天才ガロアの発想力』『ナゾ解き算数事件ノート』『21世紀の新しい数学』『証明と論理に強くなる』『【完全版】天才ガロアの発想力』(以上、技術評論社 )、『無限を読みとく数学入門』(角川ソフィア文庫)、『数学的推論が世界を変える』(NHK出版新書)など多数。

「2021年 『素数ほどステキな数はない  ~素数定理のからくりからゼータ関数まで~』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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