増税時代: われわれは、どう向き合うべきか (ちくま新書 991)

著者 :
  • 筑摩書房
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  • Amazon.co.jp ・本 (269ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784480066930

作品紹介・あらすじ

政治の無策により、日本の財政赤字はGDPの2倍にも及ぶ深刻な額になった。このままでは国債の利払いもままならず、ギリシャの経済破綻も他人事ではない。マイナス成長が続き、企業が生産拠点を海外に移す中、税収の自然増は期待できない。事業仕分けが一段落し、霞ヶ関埋蔵金もあらかた掘り尽くされた今、少子高齢化によって増大する社会保障財源はどこから捻り出せばよいのか。それともアメリカ型の低負担・低福祉国家を目指すべきなのか?国民の生活水準の維持と、社会的公平性を軸に、日本の税財政を考える。

感想・レビュー・書評

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  • 分かりやすく明快な論旨だ。
    著者は元一橋大の学長で政府税調の会長も歴任。
    財政の専門家らしく増税推進派だ。税調の時からてんでぶれない人だ。一度取材させていただいたことがあるが、江戸っ子らしいきっぷの良さが忘れられない。けどホントに他に道はないのか、とも思う。
    一方で、国家運営のために、議会制民主主義の限界をつく識者の意見に同意する。国民と政治家が、国全体を考えて賢い行動をすることが、議会制民主主義を支える条件だ。だから今、日本は機能不全なわけだ。日本に合う政治システムを模索する必要があると思う。

    で、これは国家を第一義とする考え方。
    第二次世界大戦で最大の犠牲を払ったのは当時のソ連で、犠牲者は2100万人。この犠牲と引き換えに社会主義国家を守った。反対に開戦後速攻でドイツに占領されたフランスの犠牲者は38万人だ。国は亡くなっても民の犠牲は少なかったわけだ。
    うーん・・・。

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著者プロフィール

石 弘光(イシ ヒロミツ)
一橋大学名誉教授
1937年東京に生まれ。一橋大学経済学部卒業。同大学院を経てその後、一橋大学経済学部助手、専任講師、助教授、教授、学長(1998-2004年)。退職後、2007-11年の間、放送大学の学長を務める。現在、一橋大学ならびに中国人民大学名誉教授。その間、政府税制調査会会長(2000-06年)、財政制度等審議会委員、経済審議会委員、金融制度調査会委員などを歴任。経済学博士。専門は財政学。財政、税制に関する主な著書として、『財政構造の安定効果』(勁草書房 毎日エコノミスト賞)、『租税政策の効果』(東洋経済新報社 日経・経済図書文化賞)、『財政改革の論理』(日本経済新聞社 サントリー学芸賞)、『現代税制改革史』(東洋経済新報社 租税資料館賞)、『税制改革の渦中にあって』(岩波書店)、『増税時代』(ちくま新書)、その他多数。

「2014年 『国家と財政 ある経済学者の回想』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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