キレる女懲りない男―男と女の脳科学 (ちくま新書)

著者 : 黒川伊保子
  • 筑摩書房 (2012年12月1日発売)
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  • Amazon.co.jp ・本 (201ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784480066978

作品紹介

些細なひと言に突然キレる。昔のことを蒸し返す。とりとめなく関係ない話をする。思い込みが激しい。根拠なしに「絶対これがいい」と断言する。まったく女は厄介だ。確かに女性脳は厄介だが、それゆえに潜在能を秘め、扱い方を間違わなければ、強い味方になって奇跡をも起こす(間違えれば敵になる!)。

本書では、男女脳の違いをつぶさに解きながら、わかりあうための処方箋を示す。職場の人材活用に使え、恋愛指南になり、夫婦の老後の備えともなる究極の男女脳取扱説明書。

キレる女懲りない男―男と女の脳科学 (ちくま新書)の感想・レビュー・書評

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  • まず、著者の「男も女も自分の脳のあり方を楽しもうよ!その上で違う脳をもつ他者に歩み寄ろう」っていうスタンスが素敵。
    自分のこと、男っぽい部分もあるよなーなんて思ってたけど、こと脳に関しては完全に女性脳なんだなーと痛感した。文章や考察がわかりやすすぎて「わかる!わかる!ああ、そうだったのか」の連続なんだけど、なんだか反省することしきりでもある。脳の作り自体を反省する必要はないんだけどね。
    ただ、「なんでわかってくれないの!?キーキー!!」も、私の嘘偽りない魂からの叫びなのですが、それを男性にぶつけてばかりいてもしょうがない。女どうしでわかりあえる楽しさは大事にしつつ、そのかんじをどうやって男子語に翻訳して理解してもらうのか、っていうのは自分が考えなきゃね。翻訳を身につけることで男子と分かり合えたり、いい時間を共有できるなら、それがいちばんいいのだから。

  • 面白かった。確かに、と思うことがたくさんあった。

    •女性がキレたら理由を追求せずただ真摯にあやまる。
    自分が正しいことの証明を試みてはいけない。正しいことを証明してしまったら、いっそうキレて手が付けられないのが恐るべき女性脳。
    •女性脳は共感してくれる相手に愛着がわく。
    •女性が心を込めてしてきたこと、彼女にしかできないこと(プロセス)を言葉にしてねぎらう。それは、どんな成果評価よりも女性脳を満たす。

  • この本、目からウロコが落ちました。確かになんでこの人こんなに怒ってるのだろうとか、どこで怒らせた?とか、原因は全て男女間での脳の働きの違いにあるという。ありがたいことに男女それぞれに対応したトリセツまで収録。職場で、家庭で、友達、恋人同士、男女間のコミュニケーションは随分と楽になる、と思います。特に著者は女性なので、女性脳の特徴が細かく書かれており男性は必読の一冊、早速実践しております。

  • ななんで彼はわかってくれないの?なんで彼女は怒ってるの?とお嘆きの方向けの本。ある〜‼と言いつつ女性脳働かせて共感して読んだ。読むとスッキリする本‼
    男性の脳には、察する、フォローする、優しい共感の言葉をかける。いわゆる思いやりの機能は付いていない。のれは、経験で培うオプション機能。母親が躾けなくてはダメらしい。ぼーっとしたり、遠い目標だと絶望するのも脳の仕業。息子には、小さな目標を与えるといいらしい。確かにそうだった!

  • 女性の立場から男女の脳の機能差を比較した一冊。

    具体例が豊富でわかりやすく、非常によく理解できた。

  • 新しく配属された上司が、職場の皆に紹介していたので、図書館で借りて読んでみました。
    面白い・・・・
    男性脳と女性脳の違いを語り、「だからこそ違いは理解できない。違いを楽しむくらいのスタンスで」を一貫しており、女性脳と男性脳の「トリセツ」を列挙。取り上げられる例に「ああ、こんな人いるよねー・・・」とか「ああ、それならあの時の部下の言葉も合点がいくなあ」と溜飲を下げることしきり。
    Amazonのレビューを斜め読みすれば、「女性脳は実用的だから、『上司は彼女の言動を多少は我慢して使いましょう』的な内容で腹が立つ。男に対して我慢しろばかりで・・・」とありましたが、「女性は」「男性は」ではなく「女性脳は」「男性脳は」ということで、女性が必ずしも女性脳を持っているとは限らないことは、筆者の書いているとおり。
    私の職場は男性社会、女性は「超」の付くほどマイノリティー。組織が女性の扱いに手を焼いているのはヒシヒシと感じていた。
    だから上司も職場の皆に、この本を勧めたのでしょう。
    この本を読んでから私は、男性であれ女性であれ、部下や上司の不可解な言動を理解しようと努力する行為の中に、「脳の状態」を加味するクセがつきました。

  • ゴミだしの例はとても参考になった。
    なぜ男性はお願いした「ゴミだし」ができないのか。それはゴミだしが「ゴミだしの一連の流れ」のほんの一部であることを理解していないから。
    ゴミだしをするにはそもそも「ゴミ箱にセットするビニール袋を探す」というところからはじまり、分別、各部屋のごみをまとめる、生ごみは水分をきる、など、様々な付随作業が伴う。その一連の流れを洗い出し、その中の「ゴミだし」のみをお願いする、という形をとると男性は自分のタスクが理解できるためゴミだしができるようになるとのこと。

  • 人口知能の研究者として、脳の入出力などの性差に着目する導入部から面白い。
    空間把握や演算で、戦いや制作能力にたける男性脳、変化に強く実用に強い女性脳とする説明もうなずける。
    秀逸なのは本書の大部を占める、場面に応じた実用的な対応例。男女、それぞれの「脳のトリセツ」と題して、「黙って聞く」、「指図で追い立てない」。
    終章には論語を引きつつ、年齢を重ねて豊かになる「年齢脳」まで説明書がつく、お役立ちの一冊。

  • 恋愛脳に並んでバイブルになった!

    男性、女性の脳の違いを解いてうまくやっていくための男女脳取扱説明書。
    職場、家族・恋人との間でもぜーったい役に立つと思うので、色んな世代の方に読んで頂きたい。

    読んでて自分があまりに女性脳でびっくり。
    男性が何考えてるかよくわかんないてとこも、これ読んでそういうことなのかなぁと思えた(笑)

    女性が察するのに長けてるからと、男性が察してくれないことに愛情や関心の度合いを測ってはいけないんだって。
    なるほどねー。

    うまくいかない、かっちり合わないこともあって当然。
    お互い欠点ではなくて、それが長所になり得たりね。
    違うからこそ愛おしいというのはよくわかる。
    脳は生きている限り進化していく、物忘れも呆けることも進化の過程。
    赤ちゃんのときから覚えてきた逆順で消えていき、最後に赤ちゃんのときのように、ひとのぬくもりだけがわかるようになる、と。

    うん、なるほどね。

    常にそう思うのは難しいかもしれないけど、そういう面もあると知ることで、そうかもなぁと思えるようになるのは大事なこと。
    一事が万事じゃないんだよねぇ。
    思い計れない含みの部分を許容できれば、こころも世界もひとももっと愛おしくなるなぁと思いました。

  • 全員が全員に当てはまるわけではないと思うが、ある程度、我が妻には当てはまるなと思うところが多かった。
    妻が蒸し返すのも、現役の縁と思いたい。
    満タンに水が入ったコップから水が溢れぬようにしたい。

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