キレる女懲りない男: 男と女の脳科学 (ちくま新書 988)

著者 :
  • 筑摩書房
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本棚登録 : 994
感想 : 100
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  • Amazon.co.jp ・本 (201ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784480066978

感想・レビュー・書評

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  • 男女の違いを知る上で、脳科学を学ぶのは良いと思う。イライラするのは何故なのか、理屈がわかれば対処しやすい。全てではないにしても、溝を埋める手助けにはなりそう!

    ただ、お互いにということなので…男女共に手に取ることが大事だなと感じた。
    でもやはり、最後は言葉で話すことが大切なのだと再確認した。

  • ななんで彼はわかってくれないの?なんで彼女は怒ってるの?とお嘆きの方向けの本。ある〜‼と言いつつ女性脳働かせて共感して読んだ。読むとスッキリする本‼
    男性の脳には、察する、フォローする、優しい共感の言葉をかける。いわゆる思いやりの機能は付いていない。のれは、経験で培うオプション機能。母親が躾けなくてはダメらしい。ぼーっとしたり、遠い目標だと絶望するのも脳の仕業。息子には、小さな目標を与えるといいらしい。確かにそうだった!

  • 黒川先生の、男脳、女脳の話。妻のトリセツより前なのかな。
    大変面白い。
    が、若干トンデモ臭もあるし、唾つけて読まないといけないところもある気はするが、少なくとも、男と女の、脳の機能が違うと考えざるを得ない、んで、大雑把に、男と女という括りが合理的ということはあるのだろう。
    そこから、後付解釈っぽくってくるところがちょっと危うい。まあ、学術書ではないからな。

  • メルカリ売却

  • シンプルでフラットな一冊
    目新しさや物珍しく面白いわけではないけど、なるほど~と発見したり、府に落ちたり、たんたんと楽しめた。
    一方、文体は柔らかく読みやすい流れになっている

  • 全員が全員に当てはまるわけではないと思うが、ある程度、我が妻には当てはまるなと思うところが多かった。
    妻が蒸し返すのも、現役の縁と思いたい。
    満タンに水が入ったコップから水が溢れぬようにしたい。

  • 女性脳の取り扱い説明書
    ・過去を労う、過去を否定しない。タイルの目地を否定する大工とわが社のエアコンをこんない丁寧に使い続けてくれた事に感謝する。メーカー修理。
    ・少し先の楽しみに照らして生きて行く。そろそろカレーが食べたいな。

  • 一見ビジネス書に見えますが、エッセイと思って読んだ方が素直に受け止められます。男性脳、女性脳へのそれぞれの対策が、作者のご家庭での経験や主観で、鵜呑みにして読もうとするとなんか首をかしげる対策や表現(息子に対する自分の呼ばせ方など)が多かった。でも、分析は頷ける点が結構多かったです。

  • 女性脳,男性脳についての解説本。異性に対してどう接すれば良いのか,研究の知見から書かれているが,筆者の主観も入っている?やや男性脳の記述が弱い。

  • 男女脳の違いを説きながら、解り合うためのアドバイス(取扱説明書)を示す。
    ・女性脳は、思い込みが激しく、共感されると愛着がわき、結果より経過が大事で、即決するが他も見ている。だから、話を聞いて共感し、過去にこだわっても真摯に謝り、過去をねぎらう。
    ・男性脳は、フェアで序列を気にして、とりとめのない話や先がみえない事態に弱く、責務を遂行し続けた相手に愛着がわく。だから、愚痴や指図より、結論から言って、全容を理解させたうえで細かいゴール設定と確認を怠らず、ずっと頼りにする。
    ・単純記憶力は、15-28歳がピークなので、がむしゃらに入力する。
    ・30代は迷い、40代から必要ないことは忘れるようになり、50代からは優秀な出力装置になる。

著者プロフィール

黒川伊保子(くろかわ・いほこ)
1959年長野県生まれ。奈良女子大学理学部物理学科卒業。
(株)富士通にて人工知能(AI)の研究開発に従事した後、コンサルタント会社、民間の研究所を経て、2003年(株)感性リサーチ設立、代表取締役に就任。脳機能論とAIの集大成による語感分析法を開発、マーケティング分野に新境地を開いた、感性分析の第一人者。また、その過程で性、年代によって異なる脳の性質を研究対象とし、日常に寄り添った男女脳論を展開している。人工知能研究を礎に、脳科学コメンテーター、感性アナリスト、随筆家としても活躍。著書に『恋愛脳』『成熟脳』(新潮文庫)、『人間のトリセツ ~人工知能への手紙』(ちくま新書)、『妻のトリセツ』(講談社+α新書)、『定年夫婦のトリセツ』(SB新書)、『息子のトリセツ』(扶桑社新書)、『思春期のトリセツ』(小学館新書)、『恋のトリセツ』(河出新書)など多数。

「2022年 『女女問題のトリセツ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

黒川伊保子の作品

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