生き抜くための地震学―京大人気講義 (ちくま新書)

著者 :
  • 筑摩書房
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レビュー : 15
  • Amazon.co.jp ・本 (253ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784480067012

感想・レビュー・書評

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  • http://sankei.jp.msn.com/life/news/130317/bks13031708330009-n1.htm
    『2030年代には列島の西半分を巨大地震の「三連動」が直撃することが確実視されている。地震予知は至難のわざだが、この三連動だけはほとんど唯一予測が可能であり、発生前から「南海トラフ巨大地震」もしくは「西日本大震災」と名前が付いている。そして、東日本大震災よりも1ケタ大きな災害になる可能性がある…。』

  • 筆者の言うとおり、日本は間違いなく東日本大震災後、地殻の活動期に入った。専門家に指摘されるまでもなく、素人でもわかる。
    また、筆者の説くとおり、一人一人が減災の意識を持って備えることの重要性も、よく理解できる。
    それでも、生き延びれるかどうかは所詮運次第と思う、自分がいる。

    家族のことを考えれば、頑張れるかな。

  • 10年単位での危機管理と具体的方法論が詳らかにされる.2038年頃に起こる確率が高いと統計的に予想される南海トラフ地震に向けて,決して危機意識を落とすことなく日常を過ごしたい.

  • 有名な鎌田先生の著作だけあって,極めて平易で分かりやすい文章です.

    個人的には,「結果防災」の考え方に惹かれました.河川の土手部分に桜並木を植えるのは,地盤が緩みがちな春先に,一般市民に足で踏み固めをしてもらい,堤防を強化する目的があったそうです.

    先人の知恵に学ぶべきことが,本当にたくさんありますね.

  • これまた絶望的な気分になる本 大地震頻発するようで
    とりあえず国が破れても自分は生き残れるようにしなくてはならぬが、現状あまりにも備えがなさすぎるなあ うちには食料ほぼストックされてないし
    とはいえ鎌田さんの理想の備えのレベルはかなり高いし、予測は厳し目にし過ぎなのではと思わなくもないけど、万一起きたらと考えるとこんなもんか そして確かに万一が起こる可能性は高まっているのだろうなあ

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著者プロフィール

鎌田浩毅(かまた・ひろき)
京都大学大学院 人間・環境学研究科教授。1955年東京生まれ。1979年東京大学理学部地学科卒業。通産省地質調査所主任研究官、米国内務省カスケード火山観測所上級研究員などを経て、1997年より京都大学大学院人間・環境学研究科教授、京都大学総合人間学部教授。東京大学理学博士。日本地質学会火山部会長、日本火山学会理事、気象庁活火山改訂委員、内閣府災害教訓継承分科会委員などを歴任。
京大の講義は毎年数百人を集める人気で教養科目1位の評価。科学啓発に熱心な「科学の伝道師」としても活躍。
『火山はすごい』(PHP新書)、『成功術 時間の戦略』(文春新書)、『火山噴火』(岩波新書)、『富士山噴火』『地学ノススメ』(いずれも講談社ブルーバックス)、『地球の歴史』(中公新書、全3巻)など著書多数。

「2019年 『富士山噴火と南海トラフ 海が揺さぶる陸のマグマ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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