新しい論語 (ちくま新書 1043)

著者 :
  • 筑摩書房
3.17
  • (0)
  • (3)
  • (2)
  • (0)
  • (1)
本棚登録 : 55
感想 : 2
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (282ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784480067579

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 人と人との間には隔たりがある。ひととひととの間に突然、偶発的にたち現れる第三の命。ひととものの間にたち現れる、いのち。ふむふむ。

  • 第三の生命 --- 間主義的生命、偶発的生命、美的生命、「あいだ」的生命の視点が、従来から誤読されてきた『論語』の新しい解釈を与えるキーポイント。この「人と人のあいだ、人ともののあいだに<いのち>が立ち現れるという思想」から解釈したのが本書『新しい論語』。

全2件中 1 - 2件を表示

著者プロフィール

小倉 紀蔵(おぐら・きぞう):1959年生まれ。京都大学教授。専門は東アジア哲学。東京大学文学部ドイツ文学科卒業、韓国ソウル大学校哲学科大学院東洋哲学専攻博士課程単位取得退学。著書に『心で知る、韓国』(岩波現代文庫)、『韓国は一個の哲学である』(講談社学術文庫)、『朝鮮思想全史』『新しい論語』『京都思想逍遥』(以上、ちくま新書)、『弱いニーチェ』(筑摩選書)などがある。

「2023年 『韓くに文化ノオト』 で使われていた紹介文から引用しています。」

小倉紀蔵の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×