日本人の身体 (ちくま新書)

著者 :
  • 筑摩書房
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レビュー : 15
  • Amazon.co.jp ・本 (254ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784480067944

感想・レビュー・書評

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  • 人間は言葉で世界を認識して分割する。本書は徹底的に言葉にこだわって、日本人の身体観を見つめ直す労作。こちらにもある程度の教養が必要な一冊かも(^_^;)

  • どうあがいたって、日本に生まれ育った人々は、「あわい」から逃れられないのだ。個人主義を徹底することなどできないのだ。心と身体はひとつに溶け合っている。だから諦めて、脳ではなく、腸の声に耳を傾けてみよう。

  • あわいの力の続きのような構成。
    新鮮な話が多くて味わい深い。

  • 亡霊であるシテが生きていたのは過去です。そのシテが現在に現われている。いや、彼女は江戸時代の能舞台にも現れていたし、そして未来の能舞台にも現れる。このシテは、能が続く限り、未来永劫現れるのです。

    →人間の生き方の極地を「永遠」に置くと、それに至るプロセスはどのようであれ、結局はおなじことを繰り返しているのだろうと思う。


    となれば、シテの住まうのは永遠の時空です。彼女の体内に流れるのは、その永遠から現在へと向かって流れる「遡行する時間」

    こころを自分の指針にするな、自分自身がこころの師となれ

  • 読了。

  • この時感じていたのと同じことがかいてあった!
    http://yokonire-blog.tumblr.com/post/110799876787

    日本人の身体は景色に溶けていく、のだった!

  • 能楽師安田登の身体についての言葉を参考にしたいと思って。

  • BSフジ「原宿ブックカフェ」のコーナー“コンクラーベ”で登場。
    http://harajukubookcafe.com/archives/971

    青山ブックセンター 佐々木貴江さんが宇梶剛士さんへ向けてプレゼンした1冊。
    『舞台役者としても活躍する宇梶さんに紹介したいのはこちらの一冊です。演じる上でも心とからだは切っても切れないことだと思うので、体のことを知ることで、演技につながってくるのではないかと思い、今回ご紹介させていただいました。』(青山ブックセンター 佐々木貴江さん)

    見事、宇梶剛士さんの今読みたい本に選ばれました!

    原宿ブックカフェ公式サイト
    http://harajukubookcafe.com/
    http://nestle.jp/entertain/bookcafe/

  • コンピュータサイエンスの本を読んだ後だったので、より人間の身体ということについて、人間とは何かについて考えさせられた。人間の直感、感覚というのは科学に置き換えられるのか、その中でも日本の持つ独特の感覚はどう数値化できるのか?等々非常に興味深い。能楽についての興味も深まった。

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著者プロフィール

1956年千葉県銚子市生まれ。能楽師のワキ方として活躍するかたわら、甲骨文字、シュメール語、論語、聖書、短歌、俳句等々、古今東西の「身体知」を駆使し、さまざまな活動を行う。著書に『あわいの力~「心の時代」の次を生きる』、コーヒーと一冊『イナンナの冥界下り』(以上、ミシマ社)、『異界を旅する能~ワキという存在』(ちくま文庫)、『能~650年続いた仕掛けとは』(新潮新書)、『身体感覚で「論語」を読みなおす。~古代中国の文字から』(新潮文庫)など多数。

「2019年 『すごい論語』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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