やりなおし高校化学 (ちくま新書 1186)

著者 :
  • 筑摩書房
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感想 : 4
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  • Amazon.co.jp ・本 (320ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784480068880

感想・レビュー・書評

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  • タイトル通りのコンセプトの本。学生時代、化学は結構勉強したけれど、いつの間にか全部忘れてしまいました、というような、正しく「やり直しの人」向けかな。初学者には多分厳しいものがある。そして、幾つか気になる誤植もある。誤植がなければ星4つにしてたかも。

  • 高校化学をもう一度と思って手にとった.
    高校・大学化学の橋渡しという感じ.画一的に「暗記物」だった高校化学の,「実はこういうこと」という所が書かれている.
    あれはそういうことだったのね!という,理系出身にはちょっと嬉しい書物.
    しかし,内容的には若干難しめ.高校・大学で化学苦手だった人は「やっぱりダメだ」となりそう.

    個人的には,当時いまいちわからなかった軌道と電子の話がようやく理解できて嬉しい.

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著者プロフィール

齋藤 勝裕(さいとう かつひろ)
1945年5月3日生まれ。1974年、東北大学大学院理学研究科博士課程修了、現在は名古屋工業大学名誉教授。理学博士。専門分野は有機化学、物理化学、光化学、超分子化学。
主な著書として、「絶対わかる化学シリーズ」全18冊(講談社)、「わかる化学シリーズ」全16冊(東京化学同人)、「わかる× わかった! 化学シリーズ」全14冊(オーム社)、『マンガでわかる有機化学』『料理の科学』(以上、SB クリエイティブ)、『「量子化学」のことが一冊でまるごとわかる』『「発酵」のことが一冊でまるごとわかる』『「食品の科学」が一冊でまるごとわかる』『「毒と薬」のことが一冊でまるごとわかる』『身のまわりの「危険物の科学」が一冊でまるごとわかる』(以上、ベレ出版)など200冊以上。

「2023年 『「原子力」のことが一冊でまるごとわかる』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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