社会学講義 (ちくま新書)

  • 筑摩書房
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本棚登録 : 209
レビュー : 15
  • Amazon.co.jp ・本 (272ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784480068989

感想・レビュー・書評

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  • 「手軽な新書」として高校生や大学一年生の読者も視野に入れているとまえがきにはあるものの、正直なところ高校生の時に読んでいたら社会学に抵抗を抱いていたのではないかと思った。そこまで易しくはない。

    今までちょっとかじったことのある人が、復習、欠けている部分を補うのには最適であろう。

    あと、入門書は一人の筆者が一部始終書いている本(若林幹夫先生、見田宗介先生など)の方が、その人なりの「社会学」が浮かびあってくるので面白い。

  • 社会学とはどんな学問なのかという問いから出発し、都市社会学、文化社会学、家族社会学といった個別分野の解説を行う。なるほど社会学は、政治学でも経済学でも法学でも心理学でもなく、対象の広さが特徴的だと実感。社会学ってどんな学問なのかという問いに応えるものであるから、社会学部を目指そうとする高校生や、私のように「社会学部出身だが社会学はほとんど勉強しなかった」ような人間、又は教養の一環として社会学を学んでみようかなと思う人など、多くの人が読める書だと思う。
     個人的に、一番勉強になったのは、ウェーバーの「価値事由」という概念。これは、あの社会事象を分析する者もその分析の対象である社会の構成員であることから、当該事象を客観的に観察し分析することは不可能だとして、それでも自らが特定の価値観に依っていることを自覚し、自らの価値観を特別視しない姿勢といった意味です。これは、自分が職場で働く上でも有益な点だと思う。自らの考えを絶対視せず相対化させること・・・難しそうだけれど。

  • 社会学やっている人ならあ〜そういえばあったね・・・といった理論や内容の紹介。
    そういえば、ニコラス・ルーマンとかパーソンズとかいたね。
    懐かしい。

  • 概説書なのでしょうがないが、各章とも、非常に中途半端。なんとなく興味が持てるかなと言ったところで終わる。その次にどれを手にすべきかがわかると助かる。

  • 娘の大学進学のために読んだ。社会学のみならず法学や経済学を含めた社会科学全般の立場がよくわかった。
    専門性★★★★☆
    読みごたえ★★★★★

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  • 2017/11/8読了。

  • 社会学の本。

  • 入門書なのだから、初学者にとって、もう少し分かりやすく書かないと。
    少なくとも、私は、二度と社会学の本を手にとらない。

  • 本書は教科書の要素が強い。社会学を社会学という一つのディシプリンに高めた先人の業績を紹介しながら概括している。ジンメル、デュルケム、ウェーバーはこの学問の修得を目指す人は読まなければならないとのこと。また意外だったのは、最近の研究者は理論面に関心を示さず、ある領域に閉じこもる傾向があるという。そういえば高等教育論も領域論の一つなのだろう。

    6章の佐藤による社会学の○○屋の表現はわかりやすい。理論屋、文献屋、調査屋、サーベイ屋、アンケート屋、フィールドワーカーといった屋号である。これらを統合した上で、今自分がどの仕事をしているのか、ということを意識するとよいと思った。

    なお、佐藤は『暴走族のエスノグラフィー』を著している。興味がある方は手に取ってみてほしい。
    http://booklog.jp/users/ikthr/archives/1/478850197X

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著者プロフィール

1948年神奈川県生まれ。社会学者。東京工業大学名誉教授。1977年東京大学大学院社会学研究科博士課程単位取得退学後、1989~2013年東京工業大学に勤務。『はじめての構造主義』(講談社現代新書)、『こんなに困った北朝鮮』(メタローグ)、『戦争の社会学』(光文社新書)、『丸山眞男の憂鬱』(講談社選書メチエ)など著書多数。共著に『ふしぎなキリスト教』(講談社現代新書、新書大賞2012を受賞)など。

「2019年 『4行でわかる世界の文明』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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