- Amazon.co.jp ・本 (320ページ)
- / ISBN・EAN: 9784480069641
感想・レビュー・書評
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人体について、漫画を使って説明したもの。まあ取り扱っているのが、難しい内容なだけに、いくら漫画にしても難しいところはあるのではあるが、それでも他の専門書を読むのに比べたら理解は進もう。
未だに自分自身のことが分からないということはよくあることだが、それは人体のことからしてもそうなのであるから、何ら恥ずべきことではない。だからと言ってあまりに知らないのは勿体無い気がする。
それにしても木の筒に食べ物を入れて飲み込んでは吐き出すという実験や、鬱病の人の脳神経繊維を切断するなど医学の発展に関して、なんとも驚愕すべき実験を重ねた偉人がいるものだなあと、恐ろしくも思った。今の世にも、倫理的に批判されながらも、長期的な、また人類的な視点からは、後々評価されるような実験が行われているのであろう。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
小学生向けの「漫画でわかる人体」を読み終えた人に全力でお勧めしたい。中学生には難易度が高いかもしれないけど、大学生以上ならwiKi片手に読めるし、これから色々…医学や分子生物学などを学ぼうとする人や今学んでいる途中の人にたくさんの足がかりをくれる入門として良書。なに書いてるのかわからないなと思ったことは後で学習してるときに「これはあれか!」と思い出す情報が多く盛り込まれた漫画で読める人体です。
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わかりやすく、とっつきやすい。人体ならではのグロテスクさも薄く、何も知らない人でも読めると思う。
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解剖生理学勉強するのに読んでみた。大変おもしろかった。
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歳を重ねると臓器の機能なども気になり、積読していた本を読了。肝臓が総合化学メーカーのプラント並みに多機能なのは驚き。大切にしなきゃね。
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文庫本のサイズで、まんがでの解説が続く。そこそこ親しみやすい文体だが、いかんせん自分が人体の内容に興味がわかない。専門用語や人物名のオンパレードなので、頭に入らない部分はまったく入らない。医学生などが最初のとっかかりに読むのはいいのかもしれない。
性染色体の違いにより、女性にはスーパー色覚がある、女の勘と呼ばれるものも、この性染色体によるものかもしれない。
・細胞
・消火器
・血液
・循環器
・呼吸器
・泌尿器
・内分泌器
・神経
・感覚器
・生殖器 -
人体の構造と働きについてまんがで解説。相手をする看護士の女の子と猫のキャラクターがおもしろい。真実性を高めるためなのか、ノーベル賞を取った話題がパターンとして出るてくるのがギャグっぽいが、賞を与えられてない発見者は載せづらいことはなかったのかな。2019.7.20
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はじめて読む人体本としては、盛りだくさんです。でも、手を抜くことなく、興味をそぐことなく、あっという間に読めます。秀逸なまんが解説書だと思いました。
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第1章 細胞
第2章 消化器
第3章 血液
第4章 循環器
第5章 呼吸器
第6章 泌尿器
第7章 内分泌器
第8章 神経
第9章 感覚器
第10章 生殖器
著者:茨木保(1962-、大阪府、医師) -
難しいところもあったけれど、とてもわかりやすかった。折に触れて読み直したい