昭和史講義3: リーダーを通して見る戦争への道 (ちくま新書 1266)

著者 : 筒井清忠
制作 : 筒井 清忠 
  • 筑摩書房 (2017年7月5日発売)
3.25
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  • 5レビュー
  • Amazon.co.jp ・本 (302ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784480069771

昭和史講義3: リーダーを通して見る戦争への道 (ちくま新書 1266)の感想・レビュー・書評

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  • <目次>
    第1講  加藤高明~二大政党政治の扉
    第2講  若槻礼次郎~世論を説得しようとした政治家の悲劇
    第3講  田中義一~政党内閣期の軍人宰相
    第4講  幣原喜重郎~戦前期日本の国際協調外交の象徴
    第5講  浜口雄幸~調整型指導者と立憲民政党
    第6講  犬養毅~野党指導者の奇遇
    第7講  岡田啓介~「国を思う狸」の功罪
    第8講  広田弘毅~「協和外交」の破綻から日中戦争まで
    第9講  宇垣一成~「大正デモクラシー」が生んだ軍人
    第10講  近衛文麿~アメリカという「幻」に賭けた政治家
    第11講  米内光政~天皇の絶対的な信頼を得た海軍軍人
    第12講  松岡洋右~ポピュリストの誤算
    第13講  東条英機~ヴィジョンなき戦争指導者
    第14講  鈴木貫太郎~選択としての「聖断」
    第15講  重光葵~対中外交の可能性とその限界

    <内容>
    筒井氏監修の昭和史講義シリーズの第3弾(第2弾は読んでいません

  • 学者が人物史を書くとつまらない。歴史小説がいかに良くできているかがよく分かる。とは言え、史実に則るとこうとしか書けないんだろうなぁ。敗戦までの首相経験者を中心に人物から「なぜ戦争に突入していったのか」を探っているけど、読めば読むほど情けなくなる。近衛首相と松岡大臣なんて最低としか言いようがないけど、当時の国民からは絶大な人気があったという。情報が開示されない恐ろしさってこういうことなんだな。

  • 東2法経図・開架 B1/7/1266/K

  • 筒木清忠編のちくま新書による「昭和史講義」シリーズ第3弾は、人物にスポットを当てての入門書。

    15名の人物(加藤高明、若槻礼次郎、田中義一、幣原喜重郎、濱口雄幸、犬養毅、岡田啓介、廣田弘毅、宇垣一成、近衛文麿、米内光政、松岡洋右、東條英機、鈴木貫太郎、重光葵)が取り上げられている。このうち首相経験者は、12名。宇垣、松岡、重光以外は首相をやったことがあるから、サブタイトルにある通り「リーダーを通してみる戦争への道」でいうリーダーはほぼほぼ首相ということになろうか。逆に首相非経験者3名が軍人、外交官という選定(宇垣は大命降下までいって組閣失敗という事例だが)。

    外交官関係は加藤、幣原、廣田、松岡、重光の5名で全体の3分の1。うち加藤、幣原、廣田は首相経験者。逆に財政通と言えるのは、濱口のみ。陸海軍関係は、田中、岡田、宇垣、米内、東條、鈴木で外交官を若干上回る。

    戦後は軍人は当然だが、外交官出身の首相がほとんどいない。吉田茂以降は皆無。アメリカの世界戦略の中に完全に組み込まれてしまった戦後は外交畑でリーダーシップを取る余地がなくなったということか。

    もっとも加藤高明以前も外交官出身の首相は皆無なのだが……。

    というように考えてみるとこの昭和戦前期は外交というフィールドの重要性がわかる気がする。

  • 210.7||Ts

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