パパ1年目のお金の教科書 (ちくま新書)

著者 :
  • 筑摩書房
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感想 : 16
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  • Amazon.co.jp ・本 (208ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784480071293

感想・レビュー・書評

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  • 流し見しながらも3章をじっくり読みました。貯蓄、保険、ライフスタイル、お金の使い方など、お金との関わり方を再考するのに良い本だと思いました。

    『お金の大学』という本が具体的な方法論を提示していたのに対して、こちらは筆者の言葉でお金に対する関わり方を経験談などを踏まえて述べているという違いがありました。

  • タイトルの「パパ1年目〜」はほとんど関係なくてがっかり。
    お金に対しての考え方を数人の社長やFP、公認会計士の人に聞いた話を述べて自分の意見を軽く述べただけ。
    しかもその意見も広く一般的で特に新しい発見があるわけでもない。
    ライフネット生命保険の代表取締役社長をしている割にそこまで保険を勧めていないところは好感が持てた。

  • 貯蓄額の目安:年収
    やり方:給与の一割を財形天引き

  • とても読みやすく「お金」について考えるきっかけにはなる。「賢いお金の使い方は、好きな家族や仲間とともに、自分がこれが好きだと思える楽しいことにお金を使うこと」という考え方はなるほど。自分たちの価値観でお金に向き合うことは大切だ。

  • お金の教科書といいつつ、どの保険や投資しタンクがいいかとか実用的な話はほとんどない。一方で、キャリア論などの話題も充実。いわれてみれば、個人のキャリアプランと家族の今後について考えた上で、どうお金を貯めるか、捻出するか考えなければならないため、ここを抜きにはできない。
    他にもお金と幸せの法則などについても言及されており、パパでなくとも、お金について悩んでいる人は

  • 保険の話はタメになった。最大の保険は貯蓄、公的医療保険、公務員の病休。

  • 「これから父親になる人」というより、「これから社会に出る人」、もしくは「これから結婚しようかと思ってる人」ぐらいの年齢層のほうが合致するんじゃないか、という内容。その点で、タイトルと内容が噛み合ってない印象はある。

    保険のことも触れられているが、なんせ著者が保険会社の社長なので「全く必要なし」とはさすがに立場上、言えない様子。ただ、ゴリゴリにオプション付けまくれ、みたいな品のない論にはなっておらず、必要な分の保険を必要な期間だけ最低限、払えばよしという説明をしているので、この立場でこれぐらい実際的なことを言えるのは凄いなぁと思う。

    お金の使い方として、「足るを知る」、即ち自分にとってどこらへんが幸せを実感できるラインなのかを掴めれば、安いモノやサービスでも満足できる、という点は、当たり前のように聞こえるが言われて改めて気づく人も多いのでは。
    そして、そのモノやサービスを「本当に好きかどうか」というのも大事な視点とのこと。他人に羨んでもらえるから、モノやサービスには愛着が湧かない。自分の価値観でお金を使えることが幸せにつながる、というのは確かにね、と感じた。

  • 貯蓄額の目安は給与の1年分。
    給与の1割を天引きして貯蓄する。
    金融のリテラシーを身につけるために三級FP技能士を勧めている。
    体のメンテナンス費用をケチらない。
    お金は稼ぐより、使う方が難しい。

    お金をどう稼ぎ、どう使うかはその人の人生が問われていることがよく分かる。
    あとがきにあった映画ハーブとドロシーの映画は見てみたい。

  • タイトルから期待する内容とややずれている気もするが、もっと根源的な岩瀬氏のお金に対する考え方やがかわり、備えに対するヒントもヒアリング結果から大切なものを抽出されている。
    40代くらいでこのくらい自信を持ってしかし淡々と示せるのはすごいと思う。

  • 東2法経図・6F開架 B1/7/1312/K

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著者プロフィール

ライフネット生命社長兼COO

「2014年 『楽しい仕事はない。だから楽しくやる』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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