植物はおいしい 身近な植物の知られざる秘密 (ちくま新書 1425)

  • 筑摩書房 (2019年8月5日発売)
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本 ・本 (256ページ) / ISBN・EAN: 9784480072450

作品紹介・あらすじ

季節ごとの旬の食材植物から驚きの新品種、香りの効能、認知症予防まで、「食べる植物」の「すごい」「おもしろい」「ふしぎ」な話題を豊富にご紹介します。

感想・レビュー・書評

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  • あるきっかけで手にした本。
    毎日口にする食べ物の性質や栄養を学者言葉でなく、わかりやすい文体で書かれていたので、読みやすかった。日々の生活に生かせる内容であったし、購入して読み返したいと思った。(今回は図書館で借りたので)

  • サツマイモの食用部は根で、ジャガイモの食用部は茎。
    温州みかんの白い筋は、葉っぱで作られた栄養分が果実の中に運ばれる通路で、そこに栄養が含まれているから食べた方が良い。
    おコメに「特A」が与えられるのは、香り、白さやつや、形などの「外観」、甘みや旨みの「味」、あり過ぎてもなさ過ぎても減点になる「粘り」、適度な「硬さ」の六項目の評価をクリアできたもの、とのこと。
    おいしくて食べやすく、育てやすいものにするための品種改良にも触れているので、野菜の価格高騰に困っている今、温暖化に強く、安定した供給がのぞめる作物を開発してもらえると助かります。

  • 【目次】(「BOOK」データベースより)
    第1章 夏に話題の植物/第2章 秋に話題の植物/第3章 冬に話題の植物/第4章 春に話題の植物/第5章 おコメの戦国時代/第6章 新品種で話題の植物たち/第7章 香りが話題の植物/第8章 認知症を予防する植物たち/おわりにーキノコの話題

  • <目次>
    はじめに
    第1章   夏に話題の植物
    第2章   秋に話題の植物
    第3章   冬に話題の植物
    第4章   春に話題の植物
    第5章   おコメの戦国時代
    第6章   新品種で話題の植物たち
    第7章   香りが話題の植物
    第8章   認知症を予防する植物たち
    おわりに  キノコの話題

    <内容>
    「植物」と銘打っているが、野菜や果物の話。最近話題のものやカラダにいいもの、そしておコメ(この表記に著者はこだわっている)など、大変分かりやすい文章で、説明されている。読んで役に立ち、すぐに実行したくなることも盛りだくさんである(例えば、キウイはゼラチンを固まらせない、って知ってました?)

  • 東2法経図・6F開架:B1/7/1425/K

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著者プロフィール

1946年 群馬県生まれ
1976年 九州大学大学院博士課程修了(農業経済)、農学博士
1976年 群馬県勤務、県農業試験場研究員、県農業試験場農業経営課長、
県農林大学校農林学部長、県環境保全課長、県第一課長(企画課)、
県農政課長、県民局長、県理事兼農業局長を経て、2007年3月退職

「2018年 『老農船津伝次平の農法変革論』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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