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Amazon.co.jp ・本 (288ページ) / ISBN・EAN: 9784480073099
作品紹介・あらすじ
近年ブームとなっている四国遍路。四国八十八ヶ所の成立など歴史や現在の様相、海外の巡礼との比較など、さまざまな視点から読みとく最新研究15講。
みんなの感想まとめ
歴史や文化、信仰の視点から四国遍路を深く掘り下げた一冊で、特に江戸時代から明治にかけての遍路の変遷や、弘法大師信仰の重要性が興味深く描かれています。地元住民による「お接待」文化や、巡礼の多様化も紹介さ...
感想・レビュー・書評
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四国遍路について、歴史、文学、比較文化といった各観点から論じる全15講。
終盤のイスラムやヨーロッパの巡礼との比較は、私には眠たい話題(メッカもサンティアゴ・デ・コンポステーラも縁遠く、これらと四国を比較されても…という状態)だったが、前半の歴史部分は面白い。
特に興味深かったのは、江戸から明治にかけての遍路の統制。遍路には接待という文化が一体となっているが、この接待を目的とした“乞食行為”としての遍路も居たらしく、各藩それぞれ対応に苦慮し、土佐藩は対応の厳しさから“土佐は鬼国(おにぐに)”と言われるようになったとか、また、明治維新後には警察による“遍路狩り”もあったとか。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
いろんな人が執筆しててわかりにくいな。
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以前は全く興味なかったけど、この歳になってなんだか地方独自の文化や歴史、民芸品、伝統食などに特に惹かれる。中でも四国霊場八十八か所巡りは、ちょっとした冒険心と、スタンプラリーのような(失礼!)エンタメ性と、コンプリート欲の全てを満たしてくれそう。本書は、霊場巡りの由来や変遷(幕藩体制のころや女人禁制の時代)、時代ごとの出来事、弘法大師・空海との関わりや道標の解説など割と真面目な分析。俗なツアーガイドとは異なり、背景などが理解できてよかった。近いうちに決行するぞ!
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【貸出状況・配架場所はこちらから確認できます】
https://lib-opac.bunri-u.ac.jp/opac/volume/748796 -
四国遍路の概観書のような体裁だが、単著ではなくそれぞれの専門家の講述を並べたものだ。学術的興味がある人は別として、現状概観には全15講のうち8,9,12講くらいを読めば十分で、それ以外は興味に応じてということになろう。歴史的な成立の話はたとえばなぜ今の88カ寺が選ばれたのかとか、つい近年まであった入れ替わりとかも興味深いがそんな話は出てこない。まあそれは読み手の意図とずれているというだけで、本書の責任ではないが。
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東2法経図・6F開架:B1/7/1487/K
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四国遍路の世界観、歴史、世界の巡礼との比較など多角的に遍路を捉えた本。四国に生まれてお遍路さんを身近に感じてきた自分たちが、何も知らないことを知る。
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