沈黙の中世史 ――感情史から見るヨーロッパ (ちくま新書 1805)

著者 :
  • 筑摩書房
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  • Amazon.co.jp ・本 (320ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784480076359

作品紹介・あらすじ

中世は、「暗黒の時代」ではない――。新進の中世史家が、祈る人、戦う人、働く人、そして沈黙を破る人たちの声をたどる。

感想・レビュー・書評

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  • ・中世社会には封建制度があって、身分秩序が厳しくて自由がない。これが一般的なイメージなのかもしれない。上下関係があるのはそのとおりで、現代の人が謳歌するような、生まれながらの平等は存在しない。だけど彼らはそれを不平等だとも思っていない。それぞれに、それぞれの賜物が与えられる、とキリスト教では考えるから、というのが一つの理由である。もうひとつは、生まれ育つ集団の中のサイクルが居心地がよく、敢えて壊してまでなにかをしようとする欲求もわかないからである。なんという平和な時代。

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著者プロフィール

後藤 里菜(ごとう・りな):1986年、愛知県豊橋市に生まれる(横浜市に育つ)。2009年、東京大学教養学部卒業。2019年、東京大学大学院総合文化研究科博士後期課程単位取得退学。現在、青山学院大学文学部史学科准教授。著作に『〈叫び〉の中世』(名古屋大学出版会)がある。

「2024年 『沈黙の中世史 感情史から見るヨーロッパ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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