20世紀美術 (ちくま学芸文庫 タ 6-1)

著者 :
  • 筑摩書房
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本棚登録 : 266
感想 : 18
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  • Amazon.co.jp ・本 (269ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784480080554

感想・レビュー・書評

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  • 途中で読むのをやめてしまいました。
    ちょっと今の僕には難しかった。
    またいつか再チャレンジします。

  • 現代アートって、何描いてるのかわかんないし、
    全く「美しさ」を感じられない作品が多いし、、、と敬遠してるんですが

    現代に生きてる以上、「いま」の作品を好きになりたい、と思って
    読んでみたのがこの本。

    著者の高階さん、おそろしく頭のよい方のようです。

    論理展開がものすごくしっかりしていて、文章が綺麗です。
    ただ、無駄が一切ないので、読んでる間集中力が持続しないとついていけなくなります。

    で、わかったことは、
    美術の世界、感性の世界といえども、その歴史は論理的に展開されてきているのだということ。

    一見はちゃめちゃにやりたい放題してるだけだと思う作品でも、
    それは画家が感じ取った時代の課題に対する、挑戦の過程なのであって、
    単なるきまぐれではなしえない、緻密な分析に基づいているのだということ。

    とはいえ、この本を読んだらキュビスムもフォービズムもへんてこなコラージュも好きになった!!!

    なんてことはなく、

    いつか実際に本物の作品を目にしたときに、
    ひとつの見方の指針になるといいな、という期待を抱くにとどまっております。

    ちなみに、本のなかで紹介されていたカンディンスキーが気になって、
    ネットで検索してみました(写真)。
    なかなかステキなのが多いから、実物を見てみたいです♪

  • オブジェとイマージュの分離と対立。転化へ。
    絵画から彫刻、そしてアクション・ペインティングとモニュメント。
    いきつくところはデュシャンの「泉」。

  • 学生時代に一度読んだが、再読中。高階秀爾の本は読みやすいです。
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著者プロフィール

高階 秀爾(たかしな・しゅうじ):1932年、東京生まれ。東京大学教養学部卒業。1954ー59年、フランス政府招聘留学生として渡仏。国立西洋美術館館長、日本芸術院院長、大原美術館館長を歴任。現在、東京大学名誉教授、日本芸術院院長。専門はルネサンス以降の西洋美術史であるが、日本美術、西洋の文学・精神史についての造詣も深い。長年にわたり、広く日本のさまざまな美術史のシーンを牽引してきた。主著に『ルネッサンスの光と闇』(中公文庫、芸術選奨)、『名画を見る眼』(岩波新書)、『日本人にとって美しさとは何か』『ヨーロッパ近代芸術論』(以上、筑摩書房)、『近代絵画史』(中公新書)など。エドガー・ウィント『芸術の狂気』、ケネス・クラーク『ザ・ヌード』など翻訳も数多く手がける。

「2024年 『エラスムス 闘う人文主義者』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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