歌舞伎 (ちくま学芸文庫 ワ 2-1)

著者 :
  • 筑摩書房
3.22
  • (1)
  • (2)
  • (5)
  • (0)
  • (1)
本棚登録 : 51
感想 : 0
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (333ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784480080936

作品紹介・あらすじ

古典劇としての歌舞伎には、伝統的でかつ不変の一つの美学があるように思われがちである。しかし、歌舞伎は時代とともに変化し、それぞれの時代の一瞬を生きたものであって、確固不抜の美学などどこにもない。「いま」に生きる歌舞伎美学、私たちの内なる歌舞伎を求め、様式美の氾濫するこの不思議な世界を、キーワードを手に渉猟する、見巧者をめざす人のための歌舞伎入門。

著者プロフィール

演劇評論家。1936年、東京生まれ。初めて歌舞伎を見たのは6歳のとき。中学生の頃から芝居を見るたびにノートをつけるようになる。古典に限らず、現代劇や舞踊についても、どこをどう見るべきなのか、積み重ねてきた方法論はとても理論的でわかりやすい。『女形の運命』で芸術選奨文部大臣新人賞、『娘道成寺』で読売文学賞、『四代目市川團十郎』で芸術選奨文部大臣賞。著書に『歌舞伎ナビ』『能ナビ』(ともにマガジンハウス)など多数。

「2020年 『文楽ナビ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

渡辺保の作品

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

有効な左矢印 無効な左矢印
中沢 新一
三島由紀夫
三浦 しをん
有効な右矢印 無効な右矢印
  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×