日本語はいかにつくられたか (ちくま学芸文庫 コ 3-1)

著者 :
  • 筑摩書房
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  • Amazon.co.jp ・本 (251ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784480082107

感想・レビュー・書評

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  • こんな授業であれば学校は楽しいだろうなと思いながらあっという間に読了。
    紀貫之や藤原定家が文学史上の数多くの登場人物のうちの一人なのではなく、私たちが使っている日本語の土台を作り上げた大事な先人であることを改めて教えてくれる。
    それぞれの人物像も興味深く描かれており、内容も一般の人にも判りやすく、読みやすい。
    こういう本は有難い。

  • 1 日本語表記の創造―太安万侶
    2 和文の創造―紀貫之
    3 日本語の「仮名遣」の創始―藤原定家
    4 日本語の音韻の発見―本居宣長
    5 近代文体の創造―夏目漱石
    6 日本語の文法の創造―時枝誠記

    著者:小池清治(1941-、足立区、言語学者)
    解説:久保田淳(1933-、東京、日本文学者)

  • 09/08/15、神保町・村山書店で購入(古本)。

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著者プロフィール

1941年東京生まれ。宇都宮大学名誉教授。日本語史専攻。
著書に『『源氏物語』と『枕草子』─謎解き平安ミステリー』(PHP新書、2008年)、
『日本語は悪魔の言語か? ─ことばに関する十の話』(角川oneテーマ21、2003年)、
『現代日本語探究法』(朝倉書店、2001年)、
『現代日本語文法入門』(ちくま学芸文庫、1997年)、『基礎古典文法』(朝倉書店、1994年)、
『日本語はどんな言語か』(ちくま新書、1994年)、
『日本語はいかにつくられたか?』(ちくまライブラリー、1989年)、
『大学生のための日本文法』(有精堂出版、1987年)ほか、共著多数。

「2010年 『【電子書籍版】日本の漢字のプリンシプル』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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