プルタルコス英雄伝 上 (ちくま学芸文庫 フ 8-1)

制作 : 村川 堅太郎 
  • 筑摩書房
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本棚登録 : 131
感想 : 5
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  • Amazon.co.jp ・本 (451ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784480083210

感想・レビュー・書評

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  • ペリクレス。威厳の中に節度があり、温和の中に崇高さがある。

    アレクサンドロスでなかったなら、ディオゲネスでありたい。アレクサンドロス王

    **********

    絵は言葉を使わない詩。詩は言葉で描く絵。『アテナイ人の名声について』プルタルコス

    おしゃべりの人は、たとえ本当のことを言っても、不審の目を向けられる。『饒舌について』プルタルコス

  • ギリシャ時代だと世界史で覚えがあるようなないような人物がばかりなので、読むのに手こずりました。
    次の巻のアレクサンドロス当たりからなら、覚えている人物も多いんだけど。

  • 20110327読了。
    気になっていたペリクレスについての章のみ読んだ。
    有名なペリクレスの演説ではどのような話が行われていたのかを期待していなかったがあまり記述されていなかった。
    むしろペリクレスは話術で取りざたにされるが、話術だけではなく権力を持ちつつも公正な態度や強い自制による振る舞いが評判を高めたとの説明があった。

  • 時代:古代ギリシア

    ご存知プルターク英雄
    正式和名は『対比列伝』。その名の通り、ギリシア人とローマ人等を比較しつつ、その人物を紹介している著作です。
    小学生のころこれの児童書版を読んだ人も多いのでは?私もその一人。

    当時は知らなかった歴史上の人物がほとんどでしたが、大人になり読むと新たな発見があります。
    ちくま版は抜粋ですが、読みやすさと入手しやすさなどもあり、いち読者としては十分な感じです。

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著者プロフィール

46/48年頃~127年頃。帝政ローマ期のギリシア人著述家。『対比列伝』(プルタルコス英雄伝)、『モラリア』『愛をめぐる対話』などの著作を残した。

「2017年 『新訳 アレクサンドロス大王伝』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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