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- Amazon.co.jp ・本 (317ページ)
- / ISBN・EAN: 9784480084354
作品紹介・あらすじ
「はかなし」という王朝的情緒が、中世において「無常」に移行し、道元の無常の形而上学にいたる経過を、犀利な観察と豊かな情感をもって詳細にたどり、日本人の無常感の変遷過程を初めて体系化する。著者の到達点を示す卓異の論考。
感想・レビュー・書評
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大きな崩壊の後、そして、静かな衰退を前にした現在こそ読み直されるべき一冊ではないでしょうか。ニヒリズムを徹底させることでニヒリズムを超えるという方法が、日本思想の伝統にはあります。
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